2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

0531

右から一度も折り返さないでまっすぐ打ち込める日付の特別感はなんなんだろう。5月が終わってしまう今日は、昼過ぎに突然強い雨が降った。窓からなだれ込んでくるような雨天はしかし、長くは続かないで去ってしまって、これを書いている今はぶ厚い雲が重た…

0530

最近、ブラウザがよく固まる。なんらかの相性がうまくいっていないのか、パソコン自体が古いせいなのか、両方なのか。とにかくよく固まる。他のアプリケーションから移動すれば必ず固まるし、タブを切り替えるときも3回に1回くらいは動かなくなる。ひどい…

0529

金曜日になったので、今週もまた接骨院に行った。最後に正座をして、今度こそ終わりになった。本当はたまに違和感がないわけでもないのだけれど、無視できる程度だし、それを説明する言葉も持たないし、保険があるから金銭的負担にはならないとはいってもな…

0528

夜こそ起きて、音楽をきいたり本を読んだりしていたい 明晰な昼間は眠って、浮かぶようにして起きていたい 夜に沈んで彩度から自由になった部屋で、色が帰ってくるまでの短い時間を影絵として流れていって、何もかもが立体に帰る瞬間を見送って立ち止まりた…

0527

異様に眠くて、朝食をとってからまた寝てしまった。夢を見た。ゲームのような世界観で、わたしは何かに守られている。何かは複数いたけれど、いろいろな物陰に隠れて、それは例えば実家の押入れであったりもした。終わって、古びた建物の中で貸し出し用のタ…

0526

不必要な怨嗟を目にして胸焼けがする思い、頭がぐらぐらと煮えたつ不快感、まっさらで綺麗な世界に帰りたいと思う、なにも知らないうちは幸せでいられたし、知る意味のないことだってたくさんあったはずだった。 3月の頭までお世話になっていたお店が営業を…

0525

緊急事態宣言がすべて解除されるらしい。見えないからこそ解釈は多様で、もうぜんぶなくなりましたよと、思う人もいるらしい。必要な出かけが必要である所以はなんだったろうか。いつも掛け違いのような違和感。まだ遠くには行きたくないなと思う。 会って話…

0524

部屋にまたひとつ素敵なものが増えて、また少し私は惨めになる。 3時間くらい公園にいた。遊具がないから小さいころはほとんど来なかった場所で、ずっとベンチに座っていた。今日は晴れと曇りがくるくる入れ替わり、公園に訪れるものはみんな日射しできらき…

0523

昼に起きた。不思議だった。気分はさして重くもなかった。明日の夜までに書き終わらなければならないものがいくつかあって、それを書いたりしていた。それから好きな詩集を少し読んでみたりもする。『する、されるユートピア』、下宿を撤退してから実家に戻…

0522

接骨院に行く。もうほとんど足首の違和感は気のせいと見分けがつかなくなっていて、もうほとんどの終わりであることを予期して自動ドア、薄暗い待合室。名前を呼ばれ、番号を告げられ、いつものように堅い土台に寝かされて、足首を温められながらじっとして…

0521

はやく布団に潜った翌の朝のほうが起きられないような気さえする/食事をとる資格もないくせに拒否する権利もない板挟み/停滞する天気は優しい、またいくつかの街が動き出すらしいと聞いた/野菜を切る音、の対象範囲に入らない 面接にあからさまに失敗してよ…

0520

いろいろ悲しくなるうちにこの世の全てが無常であることまで意識がひとっ飛びに消えていって、来世は電子音とか、とにかく人間じゃないもの、永遠じゃないものになりたいなと考えてしまう。 妙に足が冷える。 最近話せていないあの人やあの人に、早く手紙を…

0519

起き上がっていられない日だった、気圧予報のアプリによれば気圧は1000hPaを切っていて、1000を切っていることの重大さは大してわかっていないのにも関わらず大変なことだと思った。 どうにか朝に起きたものの起き続けていることが困難、勉強机の下で横にな…

0518

そういうわけで誕生日を迎えた。空模様はどんよりとしていて、そのことに安心した。綺麗に晴れた日の微妙な居心地悪さのことを思い返す、やがて雨が降っていることに気づいて、それが嬉しかったりもした。 4、5年前に一切の主張をしないでいたところ親にも微…

0517

日曜日ならば遅く起きても許される、そういう法則を見つけてからわたしは日曜日をゆっくり起きるようになった。 きのうある人と話をして、お互いに関係のないお互いの話をして、それぞれの未来にお互い関係がないということだけがわかっていて、すこしの過去…

0516

雨が降っていて胸が苦しい。気圧に左右される感情。何かを待っているかのようなどきどき。 足の爪を切るタイミングをいつも逃す。 水道管点検。耳慣れない水の音を壁越しにきく。 遠くから業者さんの初対面の目元をじっとみていたら、やがて気づいた。視線の…

0515

ひさしぶりに接骨院に行った。もう普通に歩くことができて、この間すこし痺れた以外には大きな違和感もなくなってきていたから最後のつもりで受付に診察券を渡した。待合室には誰もいなかった。 自分に起こっていることを正しく認識し、言葉に置き換えて伝え…

0514

夢にある女が出てきた。薄曇りの真っ白い街で急に初対面として出会って、いろいろあって、別れの予感になんだかもう二度と会えないような気がして。目が覚めたとき、あれはかつての先輩だったのだという確信がするりとして沸いた。彼女と話せたことすらほと…

0513

首をぱきっとしてしまう癖が治らない。よくないことだとは知っているし、たまに何となくひやっとすることもあるのだけれど、首回りがどんよりしてくるとすぐにやってしまう。別にそんなに達成感があるわけでもないのだけれど。不思議だ。 きょうはひさしぶり…

0512

最近、本を買った。今は配送を待っているところ。いつに届こうがわたしにとって大事ではないのに、「配送状況を確認」のボタンをなんどもタップ、なんどもリロードしてしまう。部屋にある本も読み終えていないのに、読めるかもわからないのに、急に読まなけ…

0511

やはり起きられない。もはやひとりで暮らしていたころの方がちゃんと起きていたような気がする。明け方に寝つくようなことがあってようやく昼前に起きていたのだから、やはり何かが変わってしまったと思う。 そういえば去年の夏は夜中に起きていることが多か…

0510

午前3時のカラスを懐かしく聞いた、夜明け前へのあこがれと思い入れが水滴として現れる 目を閉じて意識する、歩道橋にわたしはいる 涼しい風に輪郭を溶かして、まっすぐ向こうへ行き交う車たちがすこしずつ朝を引っ張り上げてくるのを眺めている すこしずつ…

0509

昼まで起き上がれなかった。なかば意図的で、寝つく前の気分の不穏さをさっしていつもは5,6個つけるアラームをふたつしかつけなかった。案の定体が動かなくなって、目が覚めてからもしばらくは起きられないでいた。正午が近づいてようやくベッドから降りられ…

0507

朝、起きて、今日は午前を起きていられた、友達にようやく持ちかけることのできた相談が丁寧に戻ってくるので、ありがたくて、返す、時間がかかる。 今日は何ができただろうか。見失いつつある就活の状況を整理し直して絶望をした、祖母から久しぶりに来たラ…

0506

きょうも何もできずに一日が終わっていった、廊下に家族がいるときの部屋から出づらい気持ちが、きっとどこかにいるらしい昼間に外に出られない人の心情に演繹される 午前中に起きていられることが少なくなってきて、朝8時までに一度起きて言いつけ通りに朝…

0504

チーズケーキを雑に焼いて、薄暗いままにした部屋でテストを受けたり、細胞のことを考えたりしていた 昔から好きだった曲のメロディラインを安物25鍵のキーボードでなぞって、覚えたてのコード理論をあてがってみる。わたしがわたしの輪郭の中に凝縮されてい…

0503

非常事態宣言のアナウンスはわたしの部屋からもかろうじて聞こえる。風の音に混じって、1日に2回なのだろうか、平坦な女性の声がぼんやりと聞こえる。非常事態というものはこうやってのどかに、表面上はのどかにして訪れるのだということを納得として迎え…

0502

結局4時くらいに寝た。7時半にあまりにもすがすがしく目が覚めて爽快感、こんなに幸せだったならこちらに動いてしばらくの憂鬱も訳ないなと思った。朝にこんなに嬉しかったことはいつ以来だろう。すこし思い出せるいくつかの日のこと、走馬灯を駆け抜ける…

0501

二つの面接があって緊張に次ぐ緊張、そのどちらもすこしいつものものとは心構えが違っていたから尚更に動揺してしまう。上半身だけリクルートスーツに着替えた間抜けな姿でカメラの前に座る。唯一制服があった中学生のときに一切着崩さなかったのを回収する…