2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

0330

すでに暑かった。一足飛ばしの軽装で外に出て、乗ったことのない電車に30分揺られて少し歩いて展示を見た。卒論を書くときに少し読んだ本に関連する企画だったので、自分への筋を通そうということで出かけたのだが、実際に中に入ってみると絵を見るというこ…

0329

お休みを取った。雨の中、耳鼻科と皮膚科を回って一度帰る。友達から借りていた本にようやく手をつけて、つるりと読み終わり、それからまた外に出たときには晴れていたどころか日差しが分厚く、でも私はコートを羽織っていた。 そういう医者に行った。緊張の…

0328

何かを書きはじめるのが怖い。日記は怖くない。SNSも怖くないというか、SNSに書くときはもう言葉があるので怖いとかではない。とっくに書き始めてはいても、初め直すのがいつも怖い。始め直す方が怖いかもしれない。過去になりきっていない自分の産出と対面…

0327

最後の挨拶で聞こえる言葉のすべてが殻のかたさをしていて怖かった けどたぶん平和に終わった アイスを買ってくれた アワー 健康相談に踏み切る 優しい上司で申し訳ない アワー とても許せないことがすぐ隣にはあって、春が怖かった 一瞬挨拶をして稽古に行…

0326

1時間強電車に乗って遠足みたいな距離のオフィスに臨時出社した。雨風が強くてなんとかたどり着いた小さい部屋で不安不安不安にまみれながらいろいろなものを揃えた。食堂に案内してもらった。 夜になって、また長めに揺られて向かう最終回だった。最終回ら…

0325

昨夜、眠れなくて、頭の中がうるさいくせに本を読んでも全然頭に入らなくて、ぼやぼやとしか眠れないまま朝になった。ゆらゆらと揺られる目の前には親子がいて、子どもの方が小さい声で暑い暑いと言う。雨の日の混んだ電車は暑いということすら認識できなく…

0324

冷たいのか温いのか、入れ替わり立ち替わりの中で頭痛、大寝坊、急いで支度して外に出る。声が全然出ないので、発話する練習をする。緩い目眩みたいなものが続いていて、立ちくらみを何度もする。昨日はあんなに元気だったのにな。昨日はあんなに嬉しかった…

0323

外が冷たい。でももう冬という心地もしなくて、ひたすらに冷たい春という感じがする。どこかでは桜が咲いたらしいとニュースで聞いた。開花しました、電報をお願いします。 少し前に知り合った方とご飯に行った。その人の作るものが私にはとても丁寧できらき…

0322

夢に誰かが出てきて、大事な話をした気がした。誰だったのか、知っている人なのか実在する人なのか、何の話をしたのか、覚えている人いませんか、誰か。私の夢に出たよという人。いませんか。 予兆は感じつつも穏やかに過ごした。水曜日に会った人たちと話し…

0321

親に不調を白状した。医者にかかった。第一声から不思議なくらい軽やかに話させる力のある先生で、いろいろな話を聞いてもらい弱めの薬をもらった。どうにかなるだろうか。 仕事をして、食事をして、それでだいぶ疲れてしまってずっと寝ていた。起きたら日付…

0320

晴れていたので、電車に乗って、あまり行かないところに行く、雨が降る、見たもの聞いたこと話したことのそれぞれが無作為な曲線になって頭の中で重なって回る、それはとても愉快で素敵な気分だった。雨は止み、電車に乗り、友達と普段見ないタイプの映画を…

0319

朝起きて電車。エスカレーター、エレベーター。今日は同年代の人がたくさんいた。正体不明のそわそわを抑え込んでワークする。耐えられなくなったら階段をたくさん降りてエレベーターで戻る、を何回かやる。初めてする髪のとじかたを気に入ったりする。会議…

0318

ざわざわする。身体中が落ち着かない。外は春風、突風の唸り声、ここにないはずの匂いがいくつも通り過ぎていっていっそうざわざわする。電話をするメールをするチャットをする連絡を取る間違える呆れられる直すぐるぐるする、淡々とするべきことをざわつき…

0317

強風でベランダに干した服がひっくり返る。春にしても濃すぎる熱がぼうぼうと音を立ててそこにある全部を打ちのめしていく。 少しひさしぶりに会う友達と先輩と、話したり賑やかなものを見たりした。行き来するいろいろな人たちの近況の噂に世界の網目の広さ…

0316

よく晴れていて、外は暑そうだった。窓を開けると風が吹き込んで目や鼻が少しむずむずする。花粉症である。 祖父母がきた。変わらず元気そうで何よりだと思う。祖父母は会うたびにスマートフォンの、特にラインの使い方を尋ねてくるので今日もわたしは説明屋…

0315

呻き声を上げながら仕事をする。電話に出る。メールをする。苦しい。土曜日を覚悟しながらなんとか時間内に押し込めて、脱出のように外に出る。電車に乗る。楽しい場所で楽しいことをして、帰ってもまだそわそわとしていて、いつしかどっと疲れている。普段…

0314

殺伐としていく、体が嫌だ、何もできなかったからそうなるしかないんだろう、私の体が変容する以外では何が訪れようともこの殺伐は救われたりしない、何度も同じこと、同じことばかり考えて、考えるふりばかりして、 睡眠、仕事、食事、ぐるぐる、肺のあたり…

0313

ぎりぎりに起きて、仕事して、お昼ご飯を食べて、仕事して、力尽きて休憩して、仕事して、また休憩して、仕事して、お風呂洗って、夜ご飯を食べて、片付けて、仕事して、お風呂入って、それだけで今になっている。借りた本を読むのも教えてもらえた映像を見…

0312

定時まで保たない。何もできなくなるので昼休憩以外に休憩を取る。勤怠にさえつけておけば許されるので助かっている。よたよたと、大して難しくもない作業を休み休み進めて、切り上げる頃にはぐったりとしてSNSすら見られなくなっていた。そのまま寝ていた。…

0311

わたしの体の有機物の部分がざわついていて、究極は0と1に還元される仕事に向けられる無機物の部分と削りあっている。徹底的に相性が悪い。 日が傾きかけてきた頃に時計を見る。あのとき、5限体育のあとの消化試合みたいな6限国語で教室中がただゆったりと…

0310

話しすぎてしまう。相手の話す量に対してという意味でもそうだし、話すべき適正な量と比較してという意味でもそうだ。もっと話を聞けば良かった、そうしたかったはずだったのにといつもいつも思って、思っている。 今日はインターネットの友人に勧めてもらっ…

0308

うっすらと緊張は続いていたけれど、昨日よりは幾分ましだった。寝坊しかけた朝、窓の外では雪が降っているのが見えて、それでもお昼になる頃にはすっかり止んでいるどころか積もっているように見えた白さえなくなってしまっていた。 しなければいけないこと…

0307

緊張が続いていた。午前中から疲れていた。落ち着かなかった。いつもは余裕で食べられる食堂のカレーを半分も食べられなかった。緊張していた。流石に状態異常だと思って、でも何科にかかればいいんだろう。家に帰ったらどっと疲れが出た。夜ご飯はどうにか…

0306

緊張している。相変わらず。きのうもきょうもずっと緊張している。心当たりはあるようでなく、これは一体何なんだろう。対象不明の強張りが吐き気のすれすれを叩こうとしている気配で落ち着かない。呼吸をすると良いと教えていただいて、試すのに、すぐに緊…

0305

覚えることを覚えようと何回も目を通して、つながるように考えて、人に会ってそれらを出力するときに感じる幸福感の出どころがわからないのが怖い。 わたしはこれに一生振り回されるのではないかと思ってしまった感情があり、ある一部を除けばまだうまくやっ…

0302

どうやってそこにいることができるのか?と考え始めたら、どういうわけか緊張が止まらなくなった。画面はいい。緊張している体をないものにしてくれるからいい。だけど画面を手放して、平然を装ういつもの振る舞いを手放したとき、わたしはとても緊張してし…

0301

きのうまでずっとやっていた作業の結果が大丈夫だったのかそうじゃなかったのかも教えてもらえなかった。3月になった。復讐のつもりで定時で上がった。電車に乗ったらアナウンスの声がとても好きでこんなこと思う乗客がいて気持ち悪いだろうなと思った。嫉妬…

0229

閏日だった。だったからといって何があったわけでもなく、朝から晩まで仕事をしていた。本当は始業を早める予定だったが、朝全く起きることができず、目が覚めても起き上がれず、結局少し遅刻した。だんだん頭が曖昧になっていって、仕事から離れるとすぐに…