2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

0630

長めのクラクションがのっぺりと雨風を押しのけて響いた・唐突にチョコレートプリンが食べたくなったのでレシピを調べる・風がごうごうと吹いている、唸っているようにも聞こえる 6月の終わり、昼間は青白い、青白くて薄暗い・ 少しだけ気持ちは落ち着いて…

0629

異様に眠たかった。 純粋な眠気。普段の眠気もれっきとした眠気なのだけれど、なんと言えば良いのだろう、意識のある方向から反対へ反対へと逃れようとする結果としての眠気に対して、ただまっすぐに眠りの方へと引き摺られてしまうような眠気。お昼ご飯を食…

0628

眠りが浅かった。雨が強くなる音も聞いたし、家族が起き出す音も聞いた。 自分が人とうまく話せないことをひさしぶりに思い出した。 昼前に家を出た。雨が降っていたけれど、自分が使えるのは小ぶりのビニール傘しかなかった。コンビニでジュースとチョコレ…

0627

曇っている。食卓が賑やかなのが聞こえると、まだ寝ていたくなる。悲しいけれど、少し落ち着いて、これならお昼まで椅子の上で過ごすことができるだろうと思って嬉しい。 気分を崩していた間にも容赦なく予定は詰まりメールはかさばり、受けねばならない試験…

0626

夜中。ずっと気分は重くて、ふと思い立って本を持ってベランダに出た。小さい声で、詩の部分を読む、読んでいる間は言葉でいられて言葉以外のすべてを放棄して、そんなことは久しぶりだった。そうしている間だけは何も辛くなくていられた。集合的な住宅のど…

0625

朝、起きて、なにも悲しくないことが嬉しかった。朝食をして、きょうはなにもしないぞと決めていて、本を読んだり、友達と連絡を取ったりしていたら、けれどもだんだんと鬱屈とした気持ちが膨らんでいく。肋骨の中に鉛が生まれたような感覚、私の質量という…

0624

朝起きたらまた悲しかった。脈はきのうよりは落ち着いて、でも気になる。午前にひとつ、午後にもひとつ説明会があったので、上半身だけスーツを着て、這うように椅子に座り、画面を見てメモをとる。終わると死んだように眠る。いつまで、と思えば内臓は重た…

0623

朝起きてからずっと、心拍数が高い。まるっとわたしのすべてが心臓の部分に収縮していくような不安がくるくると回る。それでも午前のうちに図書館に行くことはできて、本を返して借りた。コンビニに寄ってお酒を買って飲んだりした。緊張、心拍数、緊張 帰っ…

0622

不安で眠りが現在から追いやられるような眠れなさ、凪いだ心でただ目が冴えている眠れなさ、眠れなさにもそうした分かれ目のあることに気がついて、昨夜はかなり後者、穏やかな眠れなさに安心する。 震えが突然声になる。喉から耳にかけてがいちばん震える音…

0621

正午ごろに起きた。体は動いたが、気持ちは沈んでいた。外に出た方が良かったのだが、あまり歩ける気がしなくて諦めた。書かないといけないこと、話すために用意しなければいけないことが沢山あるのに、何1つとして進まない。本当のことがないのはいいとし…

0620

昨夜はなかなか寝られなかった。しばらく気持ちだけがじたばたした後に、やっと眠気が訪れて、ゆっくりと上から重たいものが覆いかぶさってどこまでも沈んでいくような感じにとても安心したこと。 目が覚めて、私以外の家族がはしゃいで朝ごはんを食べている…

0619

雨音のおかげでなんとか起きることができた。 おととい受けに行けなくて振り替えた試験を受けるために、電車に乗って、ぼんやりしながら会場を目指す。ものすごく長いエスカレーターを登って地上に出る。すぐに道に迷ってしまうので、駅の近くにあるものはそ…

0618

また起きてからしばらくの間頭が痛くて、息苦しくて、本当は午前中ずっと寝ていた 卒業公演をする夢を見た 先輩と車に乗って、実家の近所にある公園が見えてそのうち西部講堂に着く。見知らぬ会議室でのんびり準備していた。やけに細長い廊下。順舞台で高さ…

0617

頭がぼんやりとして、午前中は断続的に寝ていた。朝に大きめのパンを食べてしまったせいかもしれない。机に突っ伏していたせいで胃がむかむかとして、昼にはほとんど何も食べられなかった。テストを受けにいく予定だったが、頭がどうにも回らないので振り替…

0616

両手から知らない人のにおいがする。 スーツを着て外に出る。あんなことやこんなことがあってかれこれ2ヶ月ぶりくらいに、私鉄の通る駅を目指す。もうコートなんてとんでもない、日差しはすっかり夏への憧れみたいに形を持って、分厚いスーツとマスクを巻き…

0615

夢。高層ビルが並んでいる街を少し入ったところに、友達の通う大学がある。薄暗い階段を見つけて、ここならしばらく大きい荷物を置いておけるだろうかと考える。3月にそうだったみたいな中途半端な引っ越しの最中だった。本人に会う。学校の名前を私は言い…

0614

夢。家族で引っ越す。京阪の真ん中くらいの駅、郊外で、マンションの何階か。オートロックに入り損ねて何かを待つ。目の前には大きめのコンビニがあるが、店主がおじいさんで営業時間は気まぐれ。場面は変わって、大阪の大きめのビルにいる。地下、細くて華…

0613

午後、図書館に行った。本を返して本を借りた。雨が降っていて、道にはほとんど誰もいない。公園には切り離された紫陽花の束が土に濡れていてすこし悲しい。 帰ってしばらくしても雨は降り続いていて、部屋でぼんやりしているとそういう音ばかりに意識が向く…

0612

晴れた。じめじめ。自室でスーツはもう暑い。エアコンから聞きなれない音がする。予約の本を借りるために明日には返してしまいたい本を開く、たくさん開く。もう強い風は吹かない。結局読み終わりもしない。連日の隠れた寝不足がたたってか、午前中にも一度…

0611

夜が明けてから眠って、人が動き出す頃に起きる。 眠れないけれど電気をつけるわけにもいかないので、手遊びか考え事くらいしかできることがない。昨晩が風が強くて、窓をひとつ開けているだけでも十分に部屋にまで流れ込んでくる。安直に水の連想をする。潮…

0610

どうしてだか眠れなくて、音楽を聴く気になったけれどどこにも落ち着かず、色々なところを行きつ戻りつするうちに、調べる相対性理論に収まった。そういえば、久しぶりに聞く声だと思った。 初めて相対性理論を知ったのは、もう7年前になると気づいて呆然と…

0609

カーテンを開けて寝るのに慣れすぎたせいか、また起きられなくなっている。今朝は9時に起きた。ずっと低気圧っぽい頭痛があって、そういう1日だった。 先月買った日焼け止めがもうなくなりかけていた。少し日が陰ったら買いに行こうと思っていたのに、寝て…

0608

そのあと、眠れなかった。ここにその経緯をくわしく記録はしないけれど、つまり大きめのアクションを取ったのだった。目が冴えて冴えて、ジャンク品でもなんでもいいから何か情報を入れていないと落ち着かなかった。わたしはちょっとだけブルーライトが似合…

0607

就活支援サービスのワークシート。朱色の外壁のアパート、落ちている分厚くて黒い本は知人の私物と分かっていて写真を撮る。飛行機に乗っている。途中でものすごい低空飛行になる。見えちゃまずいものがあるんだろうね。作り物みたいな街並みで隠されている…

0606

することは山積み、すべてが無骨。強くて固くて大きくなりましょう、ちょっと待ってくれませんか。 ・自分以外がかならず正しくて進んでいると思うのをやめなければ、逆説的に、自分の正しさに固執しつづけることになるような気がする。 ・本を読むために、…

0605

3時を過ぎても眠れずにいて、それでもカーテンを開けていたから6時半にはいちど目が覚める。1時間くらいうつらうつらして、起きる。きょうも夢を見た。わたしは何かの専門学校に通っていて、その卒業式だった。制服だか正装だかがあって、着替えるための…

0604

一年のうちにいくつもぶら下がっている木曜日のうちのひとつをちぎり取って、みんな木曜日を暮らしている。今日までにいくつの木曜日が消費されましたか。統計情報統計情報、日焼け止めは、真面目に塗っていると安物でも非常にコスパが悪い。窓の外から、声…

0603

精油の甘い匂いが眠りを助けたおかげか、カーテンを開けて寝たことが功を奏してか、外が晴れていたこともあってか今日は無事に起きることができた。妙に軽い目覚めに驚く。ひとり暮らしをしていた頃のわたしは朝に強くて、例えば誰かが泊まりにきたようなと…

0602

きょうは晴れていた。日記に必要な情報、天気、できごと、それらへの感想。それ以外の、例えばぐるぐる考えてしまうようなことは、本当は日記には必要ない。 本当に起きられない。かつて4時に寝ていたころと同じような時間になってようやく目がさめる。今夜…

0601

話し終わってから、求められていた言葉に気づくような、そんなことばかりだ。昔は毎日の会話でそういうことを思って、最近はそう思うことから離れていて、いたけれど、違う形で何度も現れるその手の後悔、人生の岐路編。 近況で思うことを聞かれて、その話を…