2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

0628

髪飾りのパール 偽物のパールがおいしそうと空想をころがす朝の電車の中(オパールはずっと夢の中、大雨に消えてしまった夏の夢の中)お昼休憩は帯に短く襷に長い 音楽でも書けたらよかったのかな また今日も遅い時間になって、ホームに降り着く頃に間もなく…

0627

細い月と金星 ずっと頭が朦朧としている 小さい吐き気を冷たい水で流し込む 売店のイートインスペースに逃げ込んでよくわからないまま買ったパンを食べた 休憩時間なんてとってはいけないのではないか、悠々と食事なんかしていてはいけないのではないか、窒…

0626

人の勧めていた映画を観た 私は理解の瞬発力が弱く物語へのリテラシーが低いらしい どう受容すればいいか困ってしまい、それでも良いと話せる場所を考えつくことはできたからまだ良かったと言えて安心することができる 言葉が先で感情が後 いつもそうだと思…

0622

ひさしぶりにホワイトノイズを流し込みながらさいきん日記を書けないでいた 下書きはすこしだけ書いていた下書きのいくつかを秘密からインターネットへと明け渡す 嬉しいこともたくさんあった 悲しいこともそこそこあった 呆然と過ぎていく中で迫り来る「普…

0619

チロルチョコもブラックサンダーもなくて仕方なく買った42円のキットカットは、パッケージの白さに期待する甘さを裏切って塩気のある味がした 日曜日のオフィス裏で動かないエスカレーターが真っ白に光っている 少しだけ歌う 吸い殻と空き缶だらけの路地に誰…

大きい会場は初めてで、あまりにもいろいろなひとがいるので不思議な感じがした。雨雲の匂いがして少し湿度の高い廊下を人の少なくなる方へ歩いていた。 スモークを焚かれた会場の2階、いわゆるスタンド席から流れていく人がよく見える。わくわくする気持ち…

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テレビがないのに噂話がきこえて最悪 足を踏んだことを謝ってほしいと少しでも思う自分が嫌だった

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別れ際に寂しいのはいつ以来だろうと思った。多分人に会った。 夕方以降には神社に入ってはいけないこと。眠れなくても目を閉じて横になっていればいくらか休まるからそうしていればいいこと。などを、私はまだ信奉している 必死に水を飲む 体が形を変えたが…

0612

先週と今週でひとつずつ、系統の異なる芝居を見た。それらの距離についてずっと考えている。 今日は期間の空白を基準にすれば懐かしいに該当するはずの友人に会った。あまりひさしぶりな感じはしなかったけれど、思えばそれほど色々なことを話したようなこと…

0604

日記を書けなくなっていた。 あれから少し 少しでもない 仕事が忙しくなって、さいきんは10時とか11時とかまで作業をしていて、それはほんの偶然として趣味に近い作業が割り当てられたからまあ良いとしても終わっても仕事のためにすることがあって、人間の運…