2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

0731

朝を微妙に起き損ねる。今日も涼しかった。子どもの声が始終響いていると思ったら夏休みなのだな、たくさん小麦を食べるとなんとなく体がだるい。少し外に出る、サウンドハウスで200円で買ったトライアングルを鳴らす、エージェントと電話をする。植え込みの…

0729

少し変な時間に家を出る用事があったので、お昼ご飯を極めて粗雑に用意して明かりもつけないでひとりで食べることの安心。7月も終わるというのにスーツを着て歩けるほどの涼しさで、私が世界の中心なのだと、一周回って前向きな気分になれすぎそうな気さえす…

0728

昨日は日記を書ける状態になかった。文字らしいものは少しだけ残っているけれど、私が土に埋まっていたりその他破滅的な想像がほとんどで、今日は少し遅く起きることでどうにか。 意地で冷房をつけずに過ごしているけれど、3歩×5歩程度の部屋なので流石に…

0726

試供品のシャンプーとリンスの匂いが絶望的に好みに合わなかった。部屋の蒸し暑さは日を追うごとに増していく。 かなり早起きをして、なるべく音を立てないように朝の支度を済ませて駅へ向かった。雨が降っていた。かなり降っていた。事故になったら死ぬだろ…

0724/0725

鳥の声がちらちらと瞬く、すこし遅れて蝉の震えが色もなく重なる。遠くでバイクの音が空気をかき混ぜて、朝がゆっくりと這いのぼってくる。 夢を見た。実家のインターホンが鳴る。無視していたが、なんどもなんども鳴る。耐えかねて、私が出ますと言って受話…

0723

まあいいか、になることばかりがたとえ正しさであっても適切であっても、よいことなのかはわからない。体の底が鈍く痛むような気がした。けれども体の底ってどこだろう。ちょうどよいまどろみがやってきて、イヤホンを外す。夢を見た。私がふつうは思いつか…

0722

くるかもしれなかったメールを待っていた。朝を起きることができず、説明会には遅刻した。周囲の視線をかいくぐれていることを祈りながら、自販機専用と書かれたごみ箱にペットボトルを落とす。図書館に行く。小さい子が嬉しそうに本を借りているのを見ると…

0721

昨晩は11時にいわゆる寝落ちの状態になって目が覚めると3時、その後を黙々と食いつぶして6時くらいまでの記憶があって、8時には目を覚ます。やはりうぐいすが鳴いているような気がした。昼までをどうにか起きていることができて、昼からを起きていること…

0720

悪い夢を見た。実際に今日あった大事な面接を控えている最中、なんらかの用事があって避難所に行くと思ったよりも時間がはやく過ぎてしまう。自室か何かが白くて細長い塔のようなアパートの最上階にあって、そこで履歴書が未完成なことに気づく。顔写真はど…

0719

蝉が鳴き、鶯も鳴いた。昼を過ぎ、図書館にでも行くような格好で電車に乗った。イヤホンすら忘れ、ハンカチすら忘れ、電車に揺られながら、この外出の言い訳のことを考えていた。車両が地下に潜り都心。歩を進めるたびに薄っぺらい服の生地を体感するたびに…

0718

今日も雨。7時には目が覚めたはずだった。頭が動かなかった。体が動かなかった。ようやく動いたときには手遅れで、雨のやむのを見て外に出ると不思議なくらい涼しかった。今年は、春も梅雨も来なかったような気がする。ただ涼しい空気が流れていて、このま…

0717

今日はちゃんと起きた。何をしたのかはあんまり覚えていない。雨が降っている。切り落としケーキを食べた。煮た野菜はおいしい。ほんとうの取り違えを見知った人がしているのを見ると悲しくなるのもまた己の傲慢、無知蒙昧のあらわれ。時間だけを食うような…

0716

昼まで起きられなかった。 図書館まで歩いた。学校帰りの子どもたちがはしゃいでいるのを見かける。いーけないんだいけないんだが生きて伝承されていることに驚いて、口語ってあっという間に古びてしまうイメージがあったけれど、子どもの言葉はそうではない…

0715

夜には驚くほど寝付くことができなかった。一瞬、眠りの熱の方へ意識が溶けて行こうとしたのも知っている、妙な気持ち悪さで中断してしまった。時計を見たら3時だった。寝返りを打ち、打ちしていると鳥が鳴き、カラスが鳴き、また鳥が鳴き、当然のようにし…

0714

まっすぐ・立つための・訓練を・する、し、夏の手前、隙間の寒さだ 面接で、どう頑張っても恐ろしく曖昧なままはなすしかなかった言葉が泣きたくなるくらい明瞭な言葉で帰ってきて、この交換が言葉だ、と思った、何気なく使った言葉を興味がられて、それは哀…

0713

もう3日くらい7月13日という日付をやっている気がしたが、今日は今年初めての7月13日だったらしい。朝起きて、虫を処理して怒られて、部屋のごみを集めて、異様な眠気に耐えきれなくて寝る。起きると昼間、過ぎれば配信、普段馴染みのあるものとはか…

0712

朝に目を覚ましても起きていられない。 はらはらすること、もやもやすること、いろいろあって悲しい。 日記に書こうと思っていたことがあったのに忘れてしまった。 知っている人が楽しそうにしていることが嬉しくて誇張なく泣いたりとかした、夕方になると蒸…

0711

昼まで寝て、昼から夕方までまた寝ていた。異様に眠くて、週末だから許されていることにする。本を少しずつ読む。 仲の良かった後輩(感覚としては友達)と夜に話した。世情のこと、演劇のこと、話すほどどうしたって暗い方へ思い方へ向かってしまうことが悲…

0710

来年になる前に友達に殺されてしまうのかもしれないし。そう思うと、正統に恐ろしい気持ちがうわっと押し寄せてそれから、反対に楽になる気持ちが後から頼りなく追いかけてきて、質感、これは質感だと思うしかなくなる。 カーテンが揺れて部屋が点滅する:ど…

0709

オーバーラップには点滅の印象がある。一瞬の感光みたいにして ラップ、の途切れる音からの連想かもしれない。ラップは点滅。点滅する透明の膜、あるいは言葉の連続。 周囲への適応がうまくいかない時には自分のことを宇宙人だと思って過ごすと良い、といっ…

0708

関東地方は今日も強風が吹き荒れていた。雨の降らない台風のようで、猫の鳴き声にも似た音がびゅうびゅうと外に満ち満ちて真っ白になるのが窓の外に見える。まだ名前もつかない災害。誰かが死んだりいなくなったり、いままで通りでいられなくなったりするの…

0707

昨夜は眠れなさに対して初の試みとして、ひたすら音のなるべく立たないやり方で体を伸ばしたり縮めたりひねったりを繰り返していた。眠れはしなかったけれど、ぎりぎり起きられはした、そういうことにした。 きょうも風が強くて、嬉しいと思うのだけれど、そ…

0706

やはり夜、みんなが寝静まった時間に布団に入ると眠いのに眠れない。行き場のない雑なエネルギーがヨーヨーのように行きつ戻りつ、眠れない中にいくつもの不安が揺れる。気持ちが大暴れしたあと、やはり気温がすっと下がる頃、憑き物が落ちたかのように私は…

0705

いちばんめにあかるいあかりはもう点けない、ペンのことも探さない。ひ弱なあかりと鈍い鉛筆の肌触りで夜を越そう、そういう夜にしてしまおう。真夜中の眠れなさを何度だって超えて、今夜の足はここに立つ、ここに置かれる、文字に振り回されるもう片方の端…

0704

昨夜は日付を超えたくらいから急に元気になって、気持ちの明るさ、眠れず、5時くらいまでの記憶がある。8時半には起きたが、10時過ぎからまた寝てしまった。 今日も風がびゅうびゅう吹いていた。比較的近辺に住む祖父母がうちにきた。健康と元気がどんな…

0703

詩集を勧める難しいところ。活字に意味の獲得のみを求めるなら、何を読むこともできないところ。この読み方の差異をわかってもらうことは難しく、通常、試しもしない。 曇っているうちに図書館に行く。小学校の校舎から飛んでくる絶叫絶叫が記憶を揺らす。沈…

0702

必要は発明の母、眠れていたならこのようにして、ベッドライトの眩しさをよけてスマートフォンの明かりで本を読むこと、隙間から漏れでる光がきれいなこと、シーツの水色を跳ね返し、部屋に静かに溶けていくこと、知らなかったのだろうから:そういうことを…

0701

いつもメモ帳機能に日付と一緒に打ち込んでからサイトの方にもにコピーペーストしているのだけれど、メモのほうの日付の行に間違えて08と打ってしまった。けれども8なんて気のしない、見るからに7な7月初め。風が強くて、もう6じゃないなと思う。涼しくて良…