2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

0129

散髪、次は丸くないやつにする、晴れ、強いサンドイッチ、駅とは逆方向に歩く、小学校の頃遠足する場所だった広い公園がこんなにも近い、悲しい、悲しいばかり言うな、男の子が取りこぼす青いボールが傾く光に透けていた

0128

私用で職場付近を通過するのは気分が濁る、この街にはこんな場所があったんだな、そうだね、の連続の先の小さい部屋は暖かくなっていて、ここでも何かが守ろうとされているのだろう、守ることと飲み込むことの拮抗の現れとして、高架下、組まれる徒党、街明…

0128

書いている時の潜るみたいな気分が久しぶりに現れる。来週から大変になるかも。起きていられるだろうか。食パンの奥行き。

0126

私よりも随分大きな殻に向かって期待は投げかけられる、空恐ろしいよりも漠然とした気持ちでそれを見上げる首が少しばかり痛い。悲しくない。空虚の中をゆらゆらとしていて、口を開けて声は色のない分子を震わせる前に霧散する、都会の底はあらゆる光り方を…

0124

会社に行く。ビルの中は守られている。食堂ではいつもまずカレーを確認する、問題がなければそのまま選ぶ。塩気の強いスープを飲むか曖昧に悩む。このひと月は穏やかだった。私の仕事に対してお金が払われているのではない。いつか何かがあったときに迷いな…

0123

身体感覚が変わってしまって元に戻らない。もう長いこと一緒にいる携帯のSIMカードを変えたからか、と思ったのでTwitterで言ってみたら、携帯と自我が癒着している人みたいになった。そうかもしれない。それがなければTwitterでものを言ったりできないわけだ…

0122

ずっと持っていた絶対的な憧れの一部が既に欠けていて、それはもう永遠に失われている。急に気がついた。指針だったらしい。空洞が細く空いていた。体をかがめて覗いてみたが、普通に部屋の床が見えるだけだ。先に続いている時間軸に、ずっとみていた重力が…

0121

朝起きたら喉の痛みが強くなっていた。元旦の高熱の余波なのか、それとは別の異常なのか区別がつかないままもう1月は終わろうとしている。全身隈無く2023年にするための薬をもらおうと耳鼻咽喉科の受付に行く、それから3時間後に受診する。15時の傾き始めた…

0120

体がなければ病むことはできず、質量がないから私は病まないのだと言った顔がどんな笑い方をしていたのかもう思い出すことができない。笑っていなかったのかもしれない。あまり興味はなかった。窓の外は今もまだ曇りだった。わかるのは、体がなくても侵食さ…

0118

ここ数日の日付を間違えていたので直した。夜中に書くから一日ずれる。今日は練習をした。必要だったらもう一回練習できると言われて、つまり必要だということなのだろうと思った。フィクション、あの期間に起こった良いことを吸い上げた架空の人格、設定、…

0118

ここ数日の日付を間違えていたので直した。夜中に書くから一日ずれる。今日は練習をした。必要だったらもう一回練習できると言われて、つまり必要だということなのだろうと思った。フィクション、あの期間に起こった良いことを吸い上げた架空の人格、設定、…

0117

日記って何を書いたらいいんだろう。圧倒的に時間が足りないのに違うものばかりに手をつけている。一週間の休みが後二日欲しい。私を元にしたフィクション。キャラクター分析はあんまりやったことがないんですが・・・

0116

誰でもないものになれたらもっと色々なものが見えるような夢想をして、同時に人間でありたいとも思っている。自分があるなら非実在のほうがよいけれど、物事の手触りがわかるようになりたいとも思っている。体は一つだけある。イヤーワームと耳鳴り、発信、 …

0115

「大丈夫ですか、聞こえてますか(オンライン会議の発言者)」「だって名前も顔も変えちゃったら私は残らないわけじゃん(下北沢駅周辺で友達と喋っていたと思われる女の子)」 下北沢は気がついたら歩きにくい街になっていて、多分その方が「正しい」んだろ…

0114

木曜日に見始めたアニメを金曜の夜中までかけて見終えた。ワンクールをこの短期間で見切ったのが生まれて初めてだったので嬉しかった。自分の考え方により距離を置きたい箇所もいくつかあったが、それを自覚の上で概ね楽しく見ることができて、み終わってか…

0113

水に沈んでいく時の音が聞こえることがある。プールみたいにある程度人工的な水、でも何の匂いもしない清潔な水だから全部虚構だ。水色の曇り空で肩がほんの僅かに温かいと思いながら、もう何年も見ていない水面の感触がこんなにも当たり前めいて思い出せる…

0112

今日も悲しい。今日も晴れ。起きることができるから大丈夫。声を出すことができるから大丈夫。自分を誇張することはやはり苦手だ。これは誠実さではなく、その反対の怠惰からくる感覚だということは分かっている。話を円滑に進めるための不恰好なはったりで…

0111

昨日み始めた映画を見終わった。終始楽園のような世界が映されていた、概念の組み立てられ方と感情が綺麗だった。終盤に個人的な悲しいと同方向の情緒があって、卑しいことだが影響された。自分に寄せて見ることほど卑しいことはないと思っている。 焚き火が…

0110

したい話のほとんどは結局できない話になるんだろう。自分が当時フラットと信じていた文体がある個人のそれに大変影響されていたことに四年越しに気がついて、恥ずかしいというよりは愕然とした気分になった。 昨日の夜は思えば久しぶりになる会話があって、…

0109

内向的な歌集の手触り 林檎を切る音 来年に比べて柔らかな冬 クリック、ゆっくりと暮れていく祝日 20年前にはもうはっきりとした意識があって、読み書きも走ることも絵を描くこともできた 地元の神社に初詣に行った。私ひとりかと思っていたがちらほらと人の…

0108

普通にしていると、睡眠時間は社会生活に追いつかない長さになる。10時に起きても16時には眠くなって2時間寝ていた。借りた本を読み進めたり、溜めている映像講義を見進めたりしている。今月末から再開になるのでそれまでに間に合わせないといけない。…

0107

朝起きて、試験を受けた。小学校に上がるときに買い与えてもらって以来その上が整頓されていたことが一度もない机の上を、試験官に見せられる程度には無理やり物をなくして確認の時間中、この椅子も引けない作業スペースの狭さをどう理解してもらおうかと考…

0105

意識がはっきりしてくると、またテレビが苦痛になった。熱が下がると気持ちが悲しくなった。仕事始めはほとんど声を出さずに済んだ。発熱の間、不調の制約により思考や選択肢が削ぎ落とされたことが私をいくらか楽にしていた。もう咳も少なくなってきた。喉…

0104

3日の就寝前には38度あった熱も起きたら37度を切っていて、喉も痛くならないまま症状はけろりと軽快へ向かった。昨晩はこんな機会でもなければ聞かないだろうと思い立ってウェブメディア系のYouTubeラジオを聞いていたが、予想以上に笑いどころが多く寝るど…

0103

あんな日記を書いた直後に、また入浴後の全能感につけあがって38度まで熱がぶり返した。寝てばかりの体に変な不安があって、焦燥感だけでストレッチを強行した。体があたたかくなっていくのは、伸ばしたあたりの血の巡りがよくなったからか、あるいは発熱の…

0102

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 --------------------------------------------- 新年早々発熱した。39度近くまで上がった。年が明けた直後に爪をすこしおめでたい感じにしていたため、爪だけおめでたい病人として一年が始ま…