2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

0930

大声で叫ぼうとすれば自分の中の空虚に気づくことができる。大声を出すことさえ自由にできない体であり心であることを、たまに確かめては絶望的な気持ちになる。私にはもうあるいははじめから今までずっと、何もできないしできるようにならなかったというこ…

0929

ものを落とさずに過ごせた試しがない。ハンドクリームの蓋が転がっていったきり見つからない。昼間、何かとても大切なことを考えていたような気がするのにあっけなく忘れてしまって、そう言うことを取りこぼさないために日記を書こうと思っていたのに、そん…

0928

懐かしい憧れのことを思い出す。上旬の忙しさの繕いなのか、大体時間通りに終わる日が続いていて穏やかだ。外に出てみればもうこんなにも日は短い。猫の通って歩道橋を降り切る寸前、足がもつれて転んだ。遠くで誰かが歌っていて、うるさい。ほんとうにうる…

0927

かわいた器を携えて秋の気流を少し吸う。平日の乾燥した憂鬱は、秋の朝が透明であることと交わらないまま電子になる。まだ蝉は鳴いていたっけ、今日は雨は降らなかったっけ、台風がもうすぐ来るんだっけ、いつになったら誰に会えるんだっけ。まだこの世のど…

0925

ものすごい雨の音で目が覚めて、今日は外には出られないだろうなと思ったような気がする。次に目が覚めた時にはもう雨音はせず、厚い雲の上に見えない日の回りは既に正午を過ぎていた。ものすごく嫌な夢を見た。雨と夜と、建物の屋上の廊下と、見つかったら…

0924

とても眠かった、来週は五日も平日が続くのが悲しくて仕方ない、ずっと眠かった 説明側かつ一対一になってしまった謎の時間を滑り降りて、午後に見たのは蜜のような光だった 真夜中、3時とか4時を過ぎると気温がかくっと下がることとか、自分には体があって…

0923

カーテンを開けると床面の強烈な発光が網膜を焼いた。今日は暑い日、夏のように暑い日。思いがけず電車に乗って、友達に会いにいく。日記に書こうと思ったことは色々あったはずなのに、いざ編集画面を開いたら何も浮かばなくなってしまった。譲り渡した家電…

0922

0922、これは正しい日付ですか?今日も日記に書くことがないなと思ったけれど、そういえば朝は外を出た。ゴミを出して、月に1度お気に入りになるグミを買いにコンビニまで歩いたら売り場自体がなくなってしまっていた。仕方がないので代わりに買ったグミは…

0921

今日は晴れていたと思う。外には一歩も出なかったけれど、結局出勤はした。出勤はしたけれど、作業もしたけれど、おそらく休んでも良かったのだろうなという感じがした。外は晴れていたと思う。また歯医者の予約を忘れて、美容院の予約は忘れていても大丈夫…

今気づいたが、ここ数日日付がおかしい 一日ずつ未来にしている・・・・・・・・

0921

夜中、うっすらとした吐き気で目を覚ました。熱を測って微熱。水を飲むと体の内側がたぽたぽとして不快だった。しばらく眠れないままでいたが、いつの間にか気がつけば朝の10時になっていた。 眠いのは、何かのせいなのか蘇ってきたような蒸し暑さのせいなの…

0920

今日も眠たく、今日は光の流れていく日。外に出る。今日は耳を傾ける日。子供の声、足音、自転車のタイヤが滑る音が遠ざかっていく。遠くで知らない鳥が鳴いていて、向こうの車道にあるはずのエンジンはまだ耳に届かない。電車に乗り間違えて、乗り直す。午…

0919

強い雨音で何度か目を覚ました。それでもまた引き摺り込まれるように眠って、気がつけば朝の十時になっていた。気圧の影響か、それともここ数日続いた中途覚醒のせいなのかずっと眠たくて、午後にもまた寝た。 日が暮れかけてから図書館へ本を返しに行く。雨…

0918

文字が追えなくなってしまった(ネット記事が読めない、ツイートも怪しい) 書くほうが残るのは変な話だけど書くというより流れていくだけだからそう見えるだけみたいなことは絶対にある 色々と目を背けているのは己の無能以外何も無くなってしまったからと…

0916

少し色々あったらしく、私のしてきたことが無駄になることには全く何も思わないのだけれどどちらかというと上の人のメンタルが心配になる。何だっけ、何を言おうとしたんだっけ。なかなか読書は進まないし何だか手指はふやけている。どこかそう遠くないどこ…

0915

きょう の日記 に 書くことが ない!夜中には2回目が覚めた(ここ最近の平均は1回) きょうは雨は降らなかったと思うよ<ここでエコーがかかる> 朝外に出ようと思ってたんだけど部屋の500円玉がくすんで見つかったからやめてよくなってしまったのだった …

0914

昨日の日記の日付は完全に嘘で、ちゃんと0913の日記のはずだった。土日の方が書くことはあるはずなのに(頭が自由だから)、何となく飛ばしてしまいがちだ。平日はどうにか、と思っている。頭が不自由だ。今日は友達の誕生日だった。今日は雨が降っただろう…

0910

古くて有名な映画を見ているけれど、それをきっと面白い、と言えるけれど、大人になってから見たからわかるなんて悔しいこと言いたくない。何だって、その時出会ったから面白いのであってただそれだけでありたい。偶然の巡り合わせを、過ぎ去った時間の無為…

0909

きょうは雨が降っただろうか。降っていたような気がする。頭がずっと痛かったような気がする。悩んでいたせいかもしれない。気がついたら夜になっている。きょうだいの誕生日が近いので、プレゼントを選ばなければいけないのだけれど、お店の有限性に頼らな…

0908

朝、ゴミを捨てるついでに少し歩いた。空気のなめらかさと涼しさに驚く。ラムネの飴玉を溶かしたみたいだと思った。仕事をしていて窓の外からは電話の声、子どもの叫ぶ声(学校などには行けているのだろうか)、鳥の声、空気のかき混ぜられていく音とかあら…

0907

終わりは見えないが単調な作業をしていて、総合的に見ればそれなりに安穏だ。頭が何か重くて、口の端がどうもずっと笑っていたらしいことに気づいたのは午後の五時ごろ、それでそれから先が少し長い。

0906

夜は眠れず、どうにか起きた朝はとても涼しい日だった。雨が降った。夜になると窓の外から効果音サンプルCDみたいにCDみたいに非のうちどころのない秋らしい虫の声がする。だってもう九月だ。案外延命されている。糸口は、去年のちょうど今くらいの時期だっ…

0905

目が覚めたら9時、10時。充血していると指摘されたことにはぴんとこなかったものの、確かに目が疲れているような感じがしていた。これでは何もできない。目が重たいと、眠いと錯覚してしまう。眠さは一歩だけ感情に近いような気がするけれど、それは何と比べ…

0904

見た映画が面白かった。自分で驚くくらいに、スムーズに見ることができた。そのことがとても嬉しかったから、少しずつ映画が苦手じゃなくなったらいいねと思った。雨が降っていて、たまに足が強くな 雨足が強くなる 足?はどこだろう ストレッチも少ししたけ…

0903

ひたひた。今日は雨が降っていたのではないだろうか。明るい時間を曖昧に耐えて、夜になったら宙へ浮く日々は空虚だが穏やかで、とても恵まれている。長くは続かないことをすぐに連想してしまう。 ばちが当たるよ、と詰ることは、どこか奇妙さを持っている、…

0902

夢が内臓に与えた温度のことばかり夜まで覚えていることが最近は多い。温度の鮮明な夢ほど抜け出すのが難しくなる。そういうことで、今朝は寝坊をした。8時半。出社の日でなくてよかったと考えつつ、心は特に何も思わないのできっとばちが当たるのだろう。作…

0901

お昼の休憩の間に寝るので、午前と午後の間に深い溝がある。涼しい日だったのかもしれない。一瞬、何かとても恐ろしいものが私の横を通り過ぎていって、それはとても具体的で重要なことだったような気がするのだが、すぐに思い出せなくなってしまった。やっ…