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金曜日になったので、今週もまた接骨院に行った。最後に正座をして、今度こそ終わりになった。本当はたまに違和感がないわけでもないのだけれど、無視できる程度だし、それを説明する言葉も持たないし、保険があるから金銭的負担にはならないとはいってもなんとなくの申し訳なさ、諸々で、そろそろ終わりにしたいと思っていた。それこそ相手は仕事でやっているのだから、正しく金銭の授受が行われているのだから、それくらいの甘えは許されても良いのかもしれないけれど、そんな気にもなれず。また悪化したら行けばいいや、くらいの気持ちの余裕があるからかもしれない。そんなことがあって考える、たとえばこれから順調に老いていくとして、少しずつ周りから人がいなくなっていって、最後に甘えが許される相手がいるとしたら誰になるのだろうめいたこと。

ボディソープが切れてしまったから、石鹸で体を洗ったら牛乳石鹸ではなかったのにも関わらず全身から牛乳みたいなにおいがしている。石鹸みたいなにおいはもしかして、乳のにおいと通じる何かがあったりしないだろうか。一番はじめの、生まれたばかりの生き物への連想、それは限りなく透明な存在に近づいていくこと。胎児はいつから血を巡らせているのだろうな。そんなことばかり考えて夜。