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就活支援サービスのワークシート。朱色の外壁のアパート、落ちている分厚くて黒い本は知人の私物と分かっていて写真を撮る。飛行機に乗っている。途中でものすごい低空飛行になる。見えちゃまずいものがあるんだろうね。作り物みたいな街並みで隠されている。そういう夢を見た。

 

図書館が再開したのが嬉しくて、検索窓にきになる書名を打ち込む趣味が戻ってきたのが楽しくて、そういうことを日に何度かはやっている。

ずっと気になっていて、でも買うにも至らない煮え切らない気持ちの本、のことを急に思い出して、けれどもその書名も著者名もどうしても思い出せない。図書館のサイトをいったん抜けて大型検索サイトに出て、うろ覚えの断片を入れたり何だりしてものすごく失くし物を探して走り回っている気分だった。良い。

 

WEBの合説。こういったイベントはこれからもこれでいいのじゃないかと思う。布団から一歩も出られなかった日のことも思い出す。要素はいくらでも分解できて、そのどれが怖いことかなんて、当の本人にもわからないのだった。

 

書いてしまえ、ヘイトに近い暴言を振りまく友人のことで悩んでいる。私見の上では、どのような苦痛があろうとも、そのさらに外側に向かって加害を連鎖させることは間違っていると言いたい。あなたが死ねと言われたことがあったとして、まだ言われていないからという理由で私たちまで死ねと言われていいなんてことがあってなるものか。人の口を塞ぐようなことはできないししたくない一方で、暴言に晒されつづけることが誠実な態度だとも思わないから、わたしの大事な人たちみんな、そうじゃない人たちもみんな、自衛はするししてほしいと思う。手足が冷えたり熱くなったり震えたり、頭がぼーっとしたり、わたしはそういうことになってきていて、言葉は本当に人を殺せてしまうだろうことを実感する。こんなことで悩むのに1日に1時間も使いたくなくて、それでも傷つきつつある人のことは気遣わずにいられなくて、ぐちゃぐちゃになりそうだ。そんなことで悩んでいる場合じゃないという声の冷たさを、わたしはぜったいに恨まない。連鎖にしない。