0617

頭がぼんやりとして、午前中は断続的に寝ていた。朝に大きめのパンを食べてしまったせいかもしれない。机に突っ伏していたせいで胃がむかむかとして、昼にはほとんど何も食べられなかった。テストを受けにいく予定だったが、頭がどうにも回らないので振り替えた。鍵だけ持って封筒を出しに行き、近所の公園にちょうど日陰に入ったベンチを見つけてしばらくぼーっとしていた。風が吹いていて、影が生きもののように揺れている。暗色の中に守られている。時折姿を見せる子どもたちはみなきらきらと光っていて、澱みとして沈んでいる自分の体も、あるなら魂も汚い。悲しくなるほど頭も回らない。しばらくぼんやりとして、帰った。部屋の椅子に座っているのが辛く、さりとて床には何が散っているのかわからないので寝ることもできず、別の部屋に移って結局ほとんどの時間を寝ていた。何も考えられなかった。昨日何をしていたかも思い出せなくて日記を見返すとそうか、電車に乗ったのだな。どうしてこんなに何もできないのだろう。次の面談までに重ための面接が3つもあり、軽めの面接も3つあり、保つかどうか自信がない。