0624

朝起きたらまた悲しかった。脈はきのうよりは落ち着いて、でも気になる。午前にひとつ、午後にもひとつ説明会があったので、上半身だけスーツを着て、這うように椅子に座り、画面を見てメモをとる。終わると死んだように眠る。いつまで、と思えば内臓は重たくなる、今日もひとつ線が途切れた知らせを受け取った。

辛いことを辛いと叫んだって誰も聞いてくれるわけがないから、一人二役ができるように、踊れるようになりたいし、音楽ができるようになりたいと思う。不純かどうかは大事なことではないし、変わっていくことに特段目を向ける気もない。個の一貫性を、わたしはまだ信奉する気にならない。

流行歌の嫌いなところ。すぐに愛だの恋だの言うところ。