0627

曇っている。食卓が賑やかなのが聞こえると、まだ寝ていたくなる。悲しいけれど、少し落ち着いて、これならお昼まで椅子の上で過ごすことができるだろうと思って嬉しい。

気分を崩していた間にも容赦なく予定は詰まりメールはかさばり、受けねばならない試験も溜まり、すべて私がしていることだけれど、私にはこなせないことばかり、結局昼間を過ぎればしんどくなってたくさん寝てしまう午後だった。あまりに蒸すので冷房を二十七度でつけたら、そんなつもりじゃなかったと言いたくなるほどの冷風が吹き付けて不思議。ただひたすらに、目指すものは商業社会にはないな、ということをひしひしと感じる。それじゃあどこに行こうというのだろう。

昨日返すはずだった本を一昨日には机の上に置いていたのに今日の間にも見つけることはついにできなかった。延滞。また延滞。部屋は蒸し暑い。ほとんどの声は、光のほうから聞こえてくるよね多分