0614

夢。家族で引っ越す。京阪の真ん中くらいの駅、郊外で、マンションの何階か。オートロックに入り損ねて何かを待つ。目の前には大きめのコンビニがあるが、店主がおじいさんで営業時間は気まぐれ。場面は変わって、大阪の大きめのビルにいる。地下、細くて華やかな道。場違いな感じ。

正真正銘昼まで寝た。起きたら悲しかった。昨夜少しだけ、このまま目が覚めなければいいのになと思ったけれど普通に目が覚めたこと。外は薄暗く、いくつか意味のない連絡が来ていて、人間的なことの全てが面倒に感じてしまう。放っておいてほしい、人間なのだ、わたしも、誰とも話したくない日くらいある。今日も今日とて世界は気持ち悪い。

ぷちぷちと、ノイズのような音が聞こえて後からそれが雨音だったと気付く。我慢ならない不安と不快感が足元の熱として立ち上がってくる、逃れるための想像が文字になり、詩にも事実にもなれない殴り書きが蓄積されていく。本にも音楽にも何にも逃げられない些細であることもまた絶望的に感じられてしまう不快さ、密度のまだらに移り変わる液体の中を泳がされているような気分で終わっていく1日。