いちばんめにあかるいあかりはもう点けない、ペンのことも探さない。ひ弱なあかりと鈍い鉛筆の肌触りで夜を越そう、そういう夜にしてしまおう。真夜中の眠れなさを何度だって超えて、今夜の足はここに立つ、ここに置かれる、文字に振り回されるもう片方の端…
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