0723

まあいいか、になることばかりがたとえ正しさであっても適切であっても、よいことなのかはわからない。体の底が鈍く痛むような気がした。けれども体の底ってどこだろう。ちょうどよいまどろみがやってきて、イヤホンを外す。夢を見た。私がふつうは思いつかないような言葉の選びで罵られる夢覚めるとの境目で覚えておこうと思ったはずなのに、すっかり忘れてしまった。細い階段、薄暗い喫茶店のひとり用の席、塩素の匂い。

朝に起きた。家族の声が聞こえてなんとなくまた寝てしまった。もう一度起きた。また往来が聞こえて諦めた。喉が渇いたと大丈夫を何度か一気して、昼頃にようやく体を起こす。白い目で見られる。午後もだいたい寝ていた。きょうは何もしないと決めていたから痛くもかゆくもないけれど。

肺呼吸をしていることって証明できるのか。中学校の授業で野菜を育てていた気がする。もうすこし夏っぽくなったら絵日記をしようかと思った、字日記もままならないことに気づいた。不審者の発言をまとめたサイトを眺めたりした。返却期限までに読めるかはさておいて、ハードカバーが積み上がっているのは嬉しい。壁は先日読み終えた。「洪水」の特にさいごの一連に、はっとするような綺麗が埋まっていた。怖いと思うような曲がある。それはたとえば中学生の頃の椎名林檎のような。怖いから聞かなかった。高校に入って軽音に入って、周りの人たちがみんなそういった「怖い」音楽を好んでいたことに虚をつかれた思いがした。精神的に遅れをとっているような気がした(し実際そうだったのだと思う)。怖さ、たとえばこれらのような曲にも感じる。

 

 

今月、あんまりたくさんは音楽を聴いていないけれど、好きな曲はたくさん見つかってプレイリストが溢れかえっている。これは幸せと呼びますか?たとえばこれも、良くも悪くもないこと。