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木曜日に見始めたアニメを金曜の夜中までかけて見終えた。ワンクールをこの短期間で見切ったのが生まれて初めてだったので嬉しかった。自分の考え方により距離を置きたい箇所もいくつかあったが、それを自覚の上で概ね楽しく見ることができて、み終わってからはそれなりに動悸・画面酔いが続いた。寝て起きてからもよくわからないが泣いたりした。でもそれは、例えばTwitterでたくさん騒がれていた「地獄」とかなんとか言われるものから拾える感触とも違うものに反応しての動きだと思った。強い言葉は覚悟なしに使うものじゃない、と思うが私自身全体的に迂闊なので行動範囲の問題でしかない、単純に私の言葉の使い方とは相性が良くないかもしれない、それだけなのだと早めに理解した方が良いはずだ。商業的な意図を大きな部分に携えて製作された作品との渡り合い方が私の課題の一つで、そうした意図を無闇には拒絶せず、飲み込まれるのでもなく、解体して完全に一対一の関係を築けたとき最も正当に享受することができているのではないか、そう想像しているけれど道は長そう。一気に情報を叩き込んだせいで未分解の情動に振り回されているうちに土曜日はあっさり終わった。