0326

1時間強電車に乗って遠足みたいな距離のオフィスに臨時出社した。雨風が強くてなんとかたどり着いた小さい部屋で不安不安不安にまみれながらいろいろなものを揃えた。食堂に案内してもらった。

夜になって、また長めに揺られて向かう最終回だった。最終回らしくなく終わった。わかってると思ってるときよりもわからないかもと思ってるときの方が受け取られていると感じられたことが面白かった。演技はいつまでも遠く、たまに接触する偶然があり、わたしには見えないいろいろなものが見えている人たちの言葉を聞いていると、どれほど豊かに1秒を知ることができるのだろうと羨ましくなる。演技を見る。演技だけを見る。わたしはまだ言葉が先にある。出てきた言葉に認識を寄せていくことが多い。種別を問わず治癒として作られるものに潜ってしまうことはあまりいいことではないのかもしれないが、何か戻ってきたような感じがした。なんか今日は良い日だった気がする。