0903

ひたひた。今日は雨が降っていたのではないだろうか。明るい時間を曖昧に耐えて、夜になったら宙へ浮く日々は空虚だが穏やかで、とても恵まれている。長くは続かないことをすぐに連想してしまう。

ばちが当たるよ、と詰ることは、どこか奇妙さを持っている、と思う。そのばちを当てるのはあなたではないのだろうということはよくわかり、あなたが操る何かでもないこともわかり、それではその不安を孕んだ断言は、どんな気持ちで飛び出す言葉なのだろうか。今日は調子が良い、ので、映画を見ることができた。