0307

昨日は友達に会った。久しぶりという言葉から始まらないことに不思議な安堵があった。健康路線の人とその反対側の路線の人とで全く違う色味の話が出てくるので、そのどちらでもない場所を歩いているような気がする私はその曖昧さにとどまっていたく、そのための手段はきっと、と思うことがある。

ミモザってあれのことだったっけ、眩い黄色がほころびはじめている。

今日はわけあってケーキを買いに行った。ものを選ぶのはかなり苦手な方なのだけれど、不思議とほとんど即決だった。鮮やかに赤い苺のたくさん飾られたタルトで、値段もちょうどよかった。電車に揺られて、崩れてしまわないかずっと不安になっていたけれど、結果としては無事だった。最近本当にまともに言葉が書けていなくてかなり困っている。ラインでさえ文体が定まらず、何をしているのだろう。文字は比較的摂っていると思っていたのだけれど

食欲が本当になくて、買ってきたケーキの1ピースも私は食べきることができなかった。