0604

日記を書けなくなっていた。

あれから少し  少しでもない 仕事が忙しくなって、さいきんは10時とか11時とかまで作業をしていて、それはほんの偶然として趣味に近い作業が割り当てられたからまあ良いとしても終わっても仕事のためにすることがあって、人間の運用としてどうなの と 思う こんなふうには死にたくないなという想像がわたしのなかにいくつかあって、ひとつひとつがちゃんと嫌であることを確かめていて私は正気 保たなくなりそう、保つ価値なんてないだろうと真顔の物差しをへし折るための握力も無くなりそう、恵まれていると言われて私もそう思う、だから私が悲しいはずも苦しいはずもない 悲しかったことがあるはずがない それは誰の声で聞こえましたかと、もう顔をぼんやりとしか思い出せない声が言って、相談室はきっとそのためにあるのだなと思う とても晴れている 日差しが痛い