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コップに注いだそばから飲んでしまうのでお茶を汲んでばかり。部屋の入り口すぐに古い方の椅子を鎮座させているので物が置けて便利だけれど体は捻る、もとより広くはない部屋、十分な広さ。新しい方の椅子からは新しい家具独特の無粋で楽しげな匂いがして、苦手なのでごまかしてしまおうといくつか策が思いつきはするものの、これもすぐに消えてしまうことを思うと自然に時が経つのを待ったほうが良いのかもしれないと思ったりもする。

いい匂いのするものは好きだ。今日読んでいた本にあった、贅沢はいらないけれど、美しいものは必要。多分そうだと思う。秋頃に執心していた同人作品の次というか続きが出るようで、試し読みをみて本当に泣いてしまって手足の境界が震えて緩む、とても幸せなことだと思う。明日は月曜日。