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小屋入りしてから日記を書けていないのはそれなりに遺憾で、といっても自分だけがいつまでも汚物くさい幼稚さでもって日々を歩いていることばかりが目について、ああそういえばそういう期間であったとようやく思い出す。自我を殺せばそのまま潰れてしまうし、押し通せば自分だけが醜い。良い塩梅がわからないまま23も半ばを過ぎたことに愕然とする。

人にたくさん会う、懐かしいような気がする人と話せたりする、うまく話題や言葉を選べなかったりする、稽古場の人ともすこし不思議な距離感で話をするような瞬間があってすこしくすぐったい気持ちになる。終わったらみてみようと思うものを書き留めてみたりもする。

もうひとりで散歩に行けることに気が付いたり

きのうはもうどうしようもないくらいの強烈な眠気に襲われて、降参したのか気づけば電気も消さずに布団の上で寝ていたらしく日付が変わった記憶もなく、起きれば予定の時間も過ぎ、わたしは帰宅後にしなければならないことがいくつかあったから絶望的な気持ちになってそのうちのいくつかを諦めてまた外に出る。

電車に揺られておよそ1時間ほどかかる、地図が苦手な身として駅から近いのはとても有難いこと。なぜだか曲というほどではないけれど音を作っていて、結局ソフトシンセを理解できていない身の上を嘆いてみたりもするわけで、隙間の休憩時間に実はちょっとした推敲だけはするものの一番大きな課題は遅々として進まない日々を引き延ばし引き延ばしているような昨日今日一昨日。案外口語の文体には癖がついてしまうものなのだなというのが最近の気づき。