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きょう、今日は何かあっただろうか、もう昨日になってしまった今日のことを思い出そうとすると、午前中の如何ともしがたい強烈な眠気のことを思い出す。あれはなんだったのだろう。ほとんど進まなかった卒論と、めちゃくちゃな日付感覚と、迫り来るあれこれの不安と明日に使う言い訳を考えて、夜になる、変換が次々に知らない大人の言葉にすり替えられていくことを目の当たりにしてみる。手癖で好きなように書きなぐることを続けてきたけれど、例えば口語体に妙な自分らしさが抜けなくなってしまうようなとき、あまりよくなかったのかもしれないと思うこともある。日に日に匿名的な書き方を忘れていて、それはおそらく誰かが気づくようなものでさえないのだけれど。