0121

なるべく良くあろうとする。言葉も感情も態度も選ぶ。すぐに保たなくなる。いつしか望まないほうに口が滑る。意図せずして蔑ろにしてしまい、そこから復帰できなくなる。返信も数日滞らせてしまう。

返信筋。筋肉じゃないかも。何よりも初発の勢いが必要、だけど書ききって送るまでの少なくとも途切れないエネルギーも必要。ほしいのは発動後に一定期間効果が持続するゲームのアイテムみたいな感じの何かなのかもしれない。頭の中では毎日返信書いてる。没にもしてる。実際には何日も開けてしまう。いつのまにか経ってしまう。いろいろ考えて書いていたはずなのに、ふと見るとそこには空白だけが鎮座している。

用事がある日に独特の外に出たくなさがある。用事の重要度や楽しみにしている具合とは無関係に、外に出たくない。でも出なければならない。出たら懸念していたような嫌な感情は大して発生しないことの方が多い。経験的に知識として知ってはいる。でも外には出たくない。

そして、外に出るまでの時間の使い方がいまだに難しい。くつろぐこともできなければ他に何を始めることもできない。こういうときに「敢えて」自分がしょうもないと思うことを選択するのだけど、その「敢えて」が結局その日の大部分を占めてしまうこともままある。これだったら変に緊張していないでくつろいでいたほうがよほど良いのに。いつも家で何をしているのか聞かれるとき本当に困ってしまうのだけれど、暫定「次の用事までの間を焦って過ごしている」が正解なのかもしれない。

数日そこそこの分量で、かなり現実に近いことを書いてみて思ったのは、この層のことも書き進めていると何かしら脳内の掘削が進むような感じがして良いものであると同時に、もっと地盤に近い層のことをこれまでずっと日記に書いてきたし、私はその層について盲目になることを嫌だと思っているということだった。

外に出た結果はとても楽しいことがあったで確定した。ちょっと私から私が振り落とされそうだ。後日この日記に書くかもしれないし書かないかもしれない。実は書いていない大事なことや書いたけど下書きに入ったままの大事なことがそこそこある。