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朝、ここ数日の反動か気を抜いたらすべてに無関心になりそうだった。体力と同じく一定の訓練なしには気力も取り回しがきかなくなっていくものなのかもしれない。仕事が終わってから家を出て、電車に乗り、乗り継いで、知らないところに行く。仕事はいつも不安で、本当にこれでいいのかと思いながら本当にこれは仕事と言えるのか疑わしい作業をすること半年ほど、これからどうなるのかもよくわからない。いいのだろうか。

冷凍の麺を茹でているとき、熱湯に移し入れたまだ凍ったままの麺の隙間にお箸を差し込んで揺らしているときの指先には例えようのない快がある。

演劇と接点ができそうになると、頭の中で誰かが哀れだねえという。哀れだねえ。