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日記を書く。いつもより少し早く起きて、会社じゃないけど仕事に行った。むしろのんびりしていた。お昼にフードコートに行って、そういえばこういう場所って私の日常から遠いものだったなと思い出す。外食全般と縁遠かった。呼出用の携帯アラームが鳴って普通に驚く。世は春休み、賑やかでみょうに薄暗いフロアを歩いた。個人の問題に帰結する物言いをまるで制度側の存在であるかのように言える人間はどうしてそうなってしまったのだろうと思えばおそらく自分を守るためだったのだろう、仕方がないがそうなってしまったことに無自覚であるか、無自覚である振る舞いを取ることが適切だとする態度に腹が立つ。今からでも、体と言葉の乖離を前提として断ることを始めませんか。ブーメラン。明るいうちに作業が終わったから、仕事をするために家に戻る。配属直後の作業で好きになった先輩にマカロンを買ってもらった。彼女とは最初の作業の後も何度か一緒に働く機会があり賢くてすごいな〜と思っていたけれど話を聞くほどそれはそれなりに苦労をしてきたからというのもありそうで、私はそうはなれないだろうなと思った。学生時代に組織への貢献を誤った経験は、「社会人」的にはマイナスだろうが身を守る上ではそれなりにプラスにしていけるだろうと思っている。あれはあれで不毛だったけれど、せめて好きなことに向かうために傷つきたい。自分が動けなくなる感覚の先に嘘でも憧れがないのなら本当に淵から落ちてしまう気がする。