2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧
かくして夜の2時から作業を始めますと言われたのが夜の1時ごろで、それまでずっと通知を待って起きていた私はようやく30分の仮眠をとって準備をしてPCの前に座った。思いの外はきはきとしゃべれてしまうが、だんだん混濁していく意識であれこれの作業を進め…
殺伐が鬱屈に変わった。カーテンの外で蝉の声がして、窓を開けたら真っ白な空が金色を放って眩しかった。光を飲んだみたいな水滴の針が強く降り注いでいて、その広さに、画面に最適化された目が痛んだ。雨音と蝉の声がずっと遠くまで聞こえた。少し外に出た…
仕事が終わらなくて日付が変わった。終わるはずのない量だと手をつける前からわかっていた。シャワーを浴びて、まだドライヤーはかけていない。上司はまだ働いている。そういう働き方をもう1年はしているはずで、なぜ保っているのかと思う。一日中気持ちが…
自分で言うのもなんだが、自分は職場でかなり期待されている。期待に応えられる人間ではない。期待に応えられる能力もない。学歴が期待を下支えしている。私の手柄だと思われていることの10割が私を手伝ってくれた人の手柄であることは言うまでもないのに…
尋常ではなく眠い日だった。たまにそういう日はあるがタイミング的にイレギュラーであるようの思われる。昼休みをほとんど寝て過ごした。勤務時間も座ってはいたが意識が怪しかった。日が暮れるにかけて徐々に意識ははっきりしていった。 大変な案件に入った…
若い詩人の訃報を聞く夢を見た。目が覚めて調べて夢だとわかった。仕事が膨張する想像だけで既に憂鬱だ、何度か繰り返した過剰と疲弊によってそういう回路が出来上がってしまっている。
音楽あるいはそれ以前の音で傷つくことは普通にあると思う。そういう話をしている本なども探せばあるのだろう。小さい頃、週末の夕方に親が聞いていたジャズが怖かった。テレビからたまたま聞こえた椎名林檎や9mmが怖かった。もう少し大きくなっても怖い音楽…
起きたら昼だった。外はぼんやりと光っていた。図書館に行って、ドラッグストアに行った。少し歩いてリサイクルショップにも行った。自分が着たい服が急にわかったような気がした。行ったらよかったかなと思うワークショップがあり、でも行ったら公演の同窓…
眠すぎる日だった。状況が急転した。せめぎ合いがあると聞いた。来週の自分がどちらで働いているのかまるでわからない。 職場の集まりがあって、退職する上司の送別会でもあった。これからどうやって働けばいいでしょうと抽象的な相談をして、いろいろなこと…
今日も雨を見た。ものすごく濁った、古い効果音ライブラリーみたいな雷の音が聞こえて一度も話したことのない人と目を見合わせたりした。すごく人間のコミュニケーションに成功できたと思った。会社の人には会社の外での話をほとんどしないから、逆にそれは…
会社に行くたびに空が鳴る。なんかいろいろあったので非公開で書くと思う。新しく書かれるすべての日記が非公開になったらそれはわたしが内言を本当の意味で獲得したことになるだろう。
起きる。仕事をしているようなしていないような。眠いばかりの午前と午後。仕事が終わったら行きたい場所があったが、行けなかった。昨日の感想を手紙のように書いている。手紙のようになってしまったが最後送れないのかもしれない。
昨晩は眠れなくて、音が緩慢に流れていくタイプの安眠系の動画を流していた。結局なかなか眠れなかったのだが、それはそれとしても紫外線を浴びすぎた日の重い倦怠感がはじめにあって、それからはひたすら脱力して想像上の身体像をどろどろと崩していくこと…
目が覚めて、夏休み最後の日、逆に何をしていいかわからなかった。夜に催し物から帰ってひとりで飲んだアルコールが精神に悪い作用をもたらしていた。ぼんやりしていたら足が何か重たい気がしたので足を高い位置にあげていたらまた寝てしまった。起きて図書…
歯医者さんに行った。奥歯の一部が欠けていることがわかった。このまま保たれれば問題ないとのことだったが、そうはいかないのだろう。歯とか目は変えも効かないし一度衰えればもうそれきりの不可逆性とか有限性の象徴みたいなところがあるが、その恐ろしさ…
台風が来ていたという。風や雨の音が断続的に強く聞こえた。ずっと全身が重くて何度も眠くなって、そういう時に正気を保っていなくていいということが私にとって大きな幸福だった。図書館を言い訳に一度外に出た。強い風に吹かれる。まっすぐ歩こうとするこ…
遅くまで寝ていた。ほんの少し筋肉痛だった。勉強をしたり借りた本を読んだりした。目薬を開封して何度かさしてみる。図書館に行って本を返して借りる。気温は高いのに何かが秋に傾いていて不思議な気分だった。例えば風の柔らかさ、目に見えるもので言えば…
朝起きる時もずっと体が重かった。なんとなく過ごしていたら、急速に意識が重たくなる感じがして、遠くに雷の音をきいた。気がついたら外は晴れていて、何事もなかったようだった。友達から近々引っ越すのだと連絡が来ていたが、一旦返答は保留した。 気分と…
発声練習をしに行った。そう頻繁には行けないからマイナス幅を縮めるだけで終わってしまうが、ないよりは多分ましなのだと思う。やりかけになっているものの試しをやり直して、具体的な対象があるとやりやすいことがたくさんあるなと思う。 それから映画を見…
カーテンを洗った。それから干した。日光が文字通り表皮を焼いてくる感じはかなり嫌なのだが、それを傍に避けると洗濯物を干すことには独特の爽やかさがある。CMに毒されすぎだろうか。湿った布地はひんやりしていて、広げるときにしか起こらない意識の向け…
友達に会った。服を買うのについていった。店員さんとのディスコミュニケーションを目撃したり、面白い風合いの布を見たりして楽しかった。今後想定される「詰み」とはなんなのだろうか。生産である必要はないがアウトプットが必要という話。資本主義、大体…
ざわざわしているときにSNSで何かを言おうとしてはいけない。どうしても何か縋りたいときは、溜まっている下書きの中からとくに意味や文脈のなさそうなものを探して投稿する。そう決めているが守れないときもざらにある。どういうわけかざわざわしていた。全…
お腹が空きすぎているよ〜 ああああ 水の保たれた体でいる 以前作った音を見返していたらどうやって作ったのか思い出せない音が見つかってよかった 蛮勇のはっき うわ〜〜間違い間違い △いいことをすると気持ちがいい ○他者から肯定されると想定される行動を…
何かしらの夢を見た。目が覚めた瞬間に忘れた。体が重かった。血が鉛になっている、そういう時期が自分にはある。 ある特定の話題についての研修を受けたが、びっくりするくらいどうしていいか分からなくて困った。 何も分からないまま物音をこねくり回して…
緊張している?どうだろう、体の端が泡立って消えていきそうだがそんなにきれいにもいかない予想がある、確かなものだけがのこったら骨よりもぼろぼろの何かになりそうな予感がある 父が昔炊き損ねたお米を思い出した なにひとつたしかではない ここまでがお…
花火がしたい。杉並区に行けば花火ができる公園があるらしい。制度が変わったと聞いた。花火をしに行こうかと思った。だけどこの制度改定は、そう明記はされてはいないけれども杉並区に住んでいる子どものためのものだと想像されて、それならば私は完全に対…
行ったことのないところに行った。帰り道で迷った。道の広さと行き交う車の勢い、左右に光る知らない言葉で心細かった。新宿駅東西通路で話しかけてくる人間を人間だと思わないことに成功した。具体的には走って逃げた。
五輪の話が聞こえる、同じ国籍の選手が勝ち上がらないから絶望だなんて、冗談でも言える神経がわからないと思った。勝ち負けだけが価値なのか? どの種類の旗を飾っていようと、どちらにしろあなたの何とも関係のない人ではなかったか? 朝早くに起きるかど…
見なきゃ〜と思っている映像全然進められない 大学1回生のときに映像で見た演劇が大変強烈に印象に残り、もし万一再演があったら絶対に行こうと思っていたのが再演が決まり、しかも中心に私の好きな俳優がいるというので、これは絶対にチケットを取らなけれ…
研修の感想が書けなくて困っている。適当に書けばいいと言われるだろうが適当に書く内容への思考回路がブロックされているので本当に一文字も書けないか、書くとおよそ会社に提出するものとしては不適切な内容のものしか出てこない。自分の書いた言葉を自分…