0910

昨日は季節の魔物に捕まっていた。うまく頭が回らないし、良くないことばかりを考える。体に鉛が巡っているような感じになっていって、誰にも言わずに20分休憩を取る。システムにさえ申告すれば許されるのはありがたいことだ。いつ早退を言い出そうかとぼんやり思っていたが言い出す心理的コストに負けて何もできないのに残業した。いつの間にか魔物はいなくなっていた。

目が覚めたら晴れの日だった。友達に会いに行った。インターネットの友達。彼女のことを私はとても尊敬しており、長年抱えていたものを少し方向転換するようないくつかのことのきっかけにもなったくらいの人なのだが、にもかかわらずかなりひょんなことで認知され、申し訳なくなるくらいに良い印象を持ってもらっており、話をしたりしていた、ここ1年と半年くらい。共通の趣味の話やそれ以外の話をしながら歩いて色々なものを見て、いつか彼女の持っているそれがどれほどに美しいことと私が思うのかを言ってしまいたいと思っているがそれは今日ではなかったようだった。気候も良く、行った街も顔の多い面白い街だった、また来月に行く予定があるのでその意味でも楽しみになった。