2022-02-07から1日間の記事一覧

0207

これから歌うのに、その歌詞が頭に入っていない。それなのに、随分と朗らかな気持ちでその時を待っているような、そんな夢を見た。夢から覚めた瞬間のさみしさは何に由来するものか。追いかけてくるように、どうして歌なのだろうと思った。不思議だった。外…

0206

もうお腹がいっぱいだ、と思ったとき、カップの中身はまだ八割は残っているような有り様だった。おいしくなくはないと思ってしまうことへの自己嫌悪にも届かない虚しい何かが立ちはだかる、だからこんなにたくさんはいらなかったのだ、きっと。店の沈黙を穏…