0205

頭が痛い。今週が溶け消えたかのように記憶がないのは、この頭の痛みのせいであるに違いない。図書館に四冊の本を返しに行って、四冊の本を借りてきました。手元には一体何冊でしょうか。交換本コーナーには心惹かれるけれどそうやって持ち帰ったものをいくつも積み上げているので諦めて帰る。冬の風は冷たく、優しさとしての冷たさで、取り囲むものが質量を持って流れていくのはまるで泳いでいるかのよう、海の中にもきっと風は吹くのだろうと思う。借りたうちの一冊は現代詩手帖の1月号で、こんなにも心地よく、面白めるのなら、私はもっと詩を読んでいればいいのに。そうですね、と思った。ほしい詩集がたくさんあって、その全てを買って読むことはできない。