0207

学校に遅刻する夢を見た まず途中では引き返して忘れ物を取って、学校についてからまた忘れものを思い出して取りに帰るも、道すがら時間を計算したら始業に間に合わないことに気付く 青い空を映したビル群の中歩道橋の上を歩いていた 青い橋 エスカレーターを降りて地上ホーム 3路線が直結してる便があるからそれに乗る 空いてるドアの反対側に日が強くさしていて、そちら側の椅子だけ空いてる 1時間目はプールだった どうせ休むつもりだった お母さんに最近読んだ本の話がしたかったのに、題名すら聞き取ってもらえなくて諦めた ひかりは橙色の台所だった まるで朝みたいな

 

お昼前に頭がずんと重たいと思えば気圧、そうだ気圧、喉元を過ぎて忘れていた痛みが頭にずんときて、久しぶりに薬を飲んだ。そのおかげかそのせいか午後は頭痛はしないけれど、頭の中で何かがもぞもぞといる変な奇妙があって、これは戦っているということなのかどうなのか。

図書館に行ったらリユース本の棚に現代詩文庫が数冊置いてあって、いくつかはご丁寧に透明の簡易的なカバーまでつけられていて、そのまま持って帰ってきてしまった。想定外に重たくなったトートバッグの嬉しさ。そのうちのいくつかは呪われたみたいに古びていて丁重を要するのだろうなという思いで、いつか読むだろうか、わからないけれど多分読むだろう。

 

色の透けていることをその薄さが示すことを知る日みたいな朝だった ことを今思い出す夜だ