0118

偶然、ずっと話をしたかった人と話をすることができた。もう何ヶ月も機会を窺い逃し続けていて、それが適切であると思っているから、良いことなのかはわからなかった、話したかったことは話せたようでいてひとつも話せなかった気がして、緊張で熱が上がるなんて思ってもいなかった。終わり喉にのこる自分の声や言葉は悪い質感、嫌がられなかったか、すごく不安、足元から冷えていく。今日の最後の二時間だけが今日だった。