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お互いに期待値が低いせいなのか、わたしは想定されるより早く仕事を進められるときがあるし(そうではないときも当たり前にある)、仕事は想定していたよりは今のところ辛くない(いつかそうではなくなることは先輩たちをみていればわかる)。生きてはいる。とりあえず生きてはいる。小さい頃の落書きが色々と並べられて、その頃からわたしは、一生妹に対して劣等感やってるんだろうなと思う、わたしにないものは大体持っているけれど、わたしにあるものを持っていない訳ではないのだ、いろんな期待は都合よく任せた気分で気楽ではあるけれど。

不思議と本が読めるのをいいことに本を読んでいて、どうにか言葉で潜っていこうとすることが閉ざされた気分の今、反対に滑り落ちる言葉で感想のようなものを書けるのが不気味だった。わたしに特に芯的なものはないので、大味のものからはなるべく逃れていたいのに、太い枠組み、強烈な鋳型、なるべくすり抜けていけたらいいのに、無理だと決まってしまった日には本当に、なくしてしまうと思う。