0823

妙なざわつきで音楽も聞いていられないし本も読めない、大人しくしているしかないから踊る真似をすることもできないから日記を書き続けるしかできることがない。外は少し薄暗くて雨の気配がする。体に少し気になることがあるのだけれど自由に医者にはかかれない。うまく貼れなかったフィルムの歪みに反射して私のシャツは笑っているみたいに見える。とりあえず書き続けるしかないときに書けることが日記だけなんて悲しいから、悲しいから私は本を読んだり映画を克服したりしなければならないと思うのだけれど、こんな状態で大人しくしていられない、ああ。今日の予定も、今日できることも、たかが知れていて、私が考えなければならないことはただひとつ、なんてこともないのだろうな。8月と9月は私の記憶の中でわりときれいだ、きれいでないことが劣っているということではないのだけれど、それでも8月と9月のきれいはそれなりに大切だ、そういうことを昨日、夕方の歩道橋の上で思って。試しに明るいうちにお風呂に入ったりもしてみたけれど何も思わなかったな、底が抜けた気分、適当なことばかり書くしかないようなとき、カーテンのひだを眺めていることがある。遠くから人や、鳥の音がする。電話は繋がりましたか