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起きたら昼になっていた。起きたけど意識がはっきりしなかった。食パンに蜂蜜をかけて食べた。頭がぼんやりしていた。ぼんやりした頭のまま買い物に出かけた。歩道橋で人とすれ違っても現実感がなかった。帰ってもぼんやりしていた。借りていた詩集をやっと読んだ。買おうかな。今一番ほしいものはステレオ録音のできるレコーダー、物音を録りたい、けどそのお金があるなら例えば例えばメイクブラシを買うべきではないのか?社会性!気がついたらまた寝ていた。近所のスーパーマーケットが増改築されていて、あまりにも動線が悪くなっていて、そこで私は小中学校の頃仲良くしてくれた子とお土産を買わなければいけなかったのだけれど、最初の部屋は果物しか売っていないし、狭い階段を登るにも人が多すぎるし、次の部屋は魚しか売ってないし、次の部屋はシリアルしか売っていないし、次の部屋は体育館で運動をしている人に見つかったら逃げなければならないし、逃げている途中で目が覚めたら少し意識がはっきりした。でもまたすぐにぼんやりしていった。半月くらい毎日4時間5時間残業していて、そうなると相当恵まれているこの環境ですら文化的が遠すぎる。健康で文化的な生活がどうしてこんなに遠いのか。残業時間が馬鹿なんじゃないか。どうしてこうなるんだろう。