0819

頭がぼんやりしている。ぼんやりした頭で食べた夕食の唐揚げが生焼けだったかもしれないことがじわりじわりと意識にのぼっていく。胃腸が強いので大丈夫だろう。相変わらず夜になると息が苦しくて、逃げるみたいにして色々なものを書き写しているんだけれどもこれでいいのだろうか。

作業が切り替わって混乱の中にいて、それでも組むことになった先輩のことを私は好意的に思っているからそのことが嬉しかった。とはいえ彼女は息をするように日付が変わる間際まで仕事をしていたりするし、思い出話に不穏はにじむし、今日も冷房をつけずに済んでいる部屋の中でひとり、「よく燃えてますね」という言葉をどうにか飲み込んだ。