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下書きばかりが溜まって、断片だけでもいいから書いたことにして公開するのがルールだったはずなのに最近守れていない。言葉を追うことについて、ますます心もとなくなっていく とはいえこんなことを初めてもうすぐ2年になるわけで、全部の件数が五百を超えているのを見ると不思議な気持ちになる。今日は気圧の影響が強くて、せっかくきちんと起きられて外にも出られたのに、歩いていても頭痛がして、あまりの眠気にずっと寝ていた、副反応の母よりも寝ていた

2つ下の代の追い出し用のメッセージを撮れなかった、謎の自意識で邪魔をした 彼らに対してどんな言葉を向けるべきか、あっさりを装って何を贈れるのか、全くわからなかった 小屋が満足に使えなかったのは彼らからで、私たちはある意味逃げ切ったのだという、自負を、たちに問うてもいないのに私は勝手に思っていて、そんな私(たちと言ってはならない)が何をいうことも彼らを軽んじることになるような気がしていて 大事な人たちだった、同じ物語の中にいた、同じ願いの話をした、遠くから憧れていた、彼らの素敵がこれからも生まれ続けてくれますように、そういう世界じゃないと嫌だなんて言えるわけがなかった 真っ白い砂になって消えていくような、そんな気持ちでいて

(例1)安穏で、それは幽霊になっていくような感じ に反して、私の体は重くなっている 口から抜け出た魂の方が私だったらしい、手持ち無沙汰でぶらんぶらんと揺れていて、外では爆発を繰り返す春の重力が猛威をふるっている

行間に見えたものがあなたが書くべき物語なのだと友達のような人が言っていて、私に物語はなかったけれど、言葉がどうしようもなくやってくることはたくさんあったな、枯れているのかな、わからないことに悲しくなれないことが私は(例1おわり)

(例2)夜の10時を過ぎてまで連絡してこないでほしい、日付が変わる時間に会議をしないでほしい、やりがいで絆せる職種でもないのに耐えられるだろうか、と考えて、耐えられてしまうんだろうなとわかってしまう 自分の望みを忘れれば簡単に順応できることを多分私は知っている 悲しいとも思えなくなることを知っている 望みをずっと持っていることの方が難しいことを知っている(例2おわり)