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昨夜、一冊本を読み終えた。好きな文章を書く人から好きな小説を聞き出して、それを少しずつ手に取ることをさいきんはしていて、それを毎晩寝る前に少しずつ読んでいたのだった。(まだやくしまるえつこ選書集もほとんど手付かずなので、おそらくこの遊びも完走する前に飽きてしまうのではないかと思う)

いつもの連想遊びの中でふらっとやってきた短いフレーズを、おそらく既出のものであるだろうという確信が追いかけてくるので検索窓に打ち込むと、いろいろな場所で当然のように使われていた言葉であることがわかった。その中に本があることを見つけたので、すぐに図書館のサイトにアクセスをして所蔵を確認し、そのまま配送の予約をした。

今日は、今日は今日も、いつも通りだった、夕方はとても眠くて頭がぼんやりしていた。夢を見たら知っている人がいたからつまり、いつも夢にいる人たちがいなかったのだと思う。夢の中では細い坂を上がったところに私の下宿があって、そこに向かう曲がり角にあるコンビニのようなところで私は懐かしいチョコレート菓子を買おうとするのだけれど、レジに差し出したお菓子はまったく別のもので、聞けばめちゃくちゃに入れ替えられてしまうことがよくあるのだという、そういう夢。なんとなくそのお店のような場所には前にも夢で行ったことがあるような気がするのだが、思い出そうとすると逆プラシーボで緊張してしまう。一体お前は何の文献を探しているというのか。