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21時から26時までの記憶がない。ここまで来ると深夜早朝帯を享受したくなるものの、日中に動けなくなってはならない制限があるためほどほどに寝に戻らないといけない。自己のリズムをコントロールする権限が擬似的に奪われている。とはいえ夜に寝ても日中は気絶レベルに眠い。

ずっと小さい部屋にいることで、体のサイズは変わるような気がしている。意識の及ぶ空間の範囲が部屋のサイズにより規定されて、外に出たときにも「遠く」にカテゴライズされる距離が狭くなる感じだ。半径2メートルよりも外に対しての振る舞い方を忘れていて、少し歩くだけでもどこか挙動不審のようになってしまう。それではよくないので無理やり普通を繕おうとしているものの、少なくとも自然ではいられない。自分の体のサイズと空間のサイズを確認し直す作業が生活の中に必要なのではないか。部屋の中の自分の座標を思い描くときの宙に浮いた感じを思い出して、いることの質感を相対化していく必要があるのではないか。