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これを今のうちに終わらせておかないと後々泣きを見るんだろうなということが全然進められない。良いのか悪いのかわからないが表に出る作業成果についてだけは現状どうにかなっているので、困惑に気づかれない。これ以上何かができるようになる気がしない。ネガティブになっている。

実家の壁には穴が空いていて、その穴は昔何かのために使われていたことだけはわかるのに何に使われていたのか思い出せないし新しく想像することもできない。謎の穴。壁の穴はかなり効率よく暗闇の生成に成功していて、その底を見ることができない。

爪に塗る油というものがこの世には存在していて、実は私は結構己の手を大事にしようと思う期間が長いので例に漏れず持っているのだけれど、3日に1度は失くしている。いつも変なところから出てくる。

そのとき見聞きしたものや読んだものにあからさまに文体が侵食される傾向にあり、今もそうであるような気がしている。大学生の頃は友達の文体を真似るのが面白くて、共用のアカウントを一緒に使っていた友人の文体に寄せたツイートをしたりしていた。おそらく向こうにも同じような遊びをしている傾向があり、結果として「本当にどちらが書いているのかわからない」と複数人に言わしめた実績がある。その友人とはもう3年強連絡をとっていない。平穏に過ごせていれば良いが、オンラインにせよオフラインにせよ、次に会った時にうまくやれる気がしないから、もう2度と会わないのだろうなということを思っている。