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  • 4日間溜め込んだ杞憂を相談により片付けてもらった。会話してもらうことは大事だなと思う。会話の予定がない日もそれはそれで大事だなと思う。
  • 1ヶ月ほど行きそびれていた皮膚科に行くべく夕方ごろに離席して外に出た。冬至が近くて既に夜の暗さで、道にも不思議なくらいに人がいなくて不安だった。夜に暗いことよりもまだ夜になり切らない時間に暗いことの方が私を不安にするのは、単に昼とか夜とか夕方とかいう言葉の枠組みに踊らされているだけなのではないかと思う。
  • 皮膚科の薬が変わった。もう長いこともう少し歳がいったら治ると言われていたものが治らないままもうその歳にいったということなのかもしれない。青い錠剤を飲む必要がある。この間のゲームの冒頭みたいな青い錠剤だ。大きい飲み薬は苦手で、就寝前の一錠にうっすら怯えながら日記を書いている。
  • 今日も今日とてぼんやりした意識でいる。キーボードにあたる指の先、床を叩く足の裏、外の空気で収縮する皮膚、聞こえる音、歩くときにかかる重力の変わり方を点検するが、それらは意識を向けた時だけそれらとしてあって、何かまとまりをなすことはない。ずっとぼんやりとした場所にいる感じがする。