0804

活動限界だった。22時までは記憶がある。仕事をしていた。気がついたら3時半だった。しばらく呆然としていた。

何とか起きてシャワーを浴びて、仕事の続きをするか迷って、結局しないことにした。最近できていなかったストレッチをした。よくわからないけれど悲しいに近いものが嗚咽の形をとる、そのまま繰り返してふっと幽体離脱したわたしがわたしの嗚咽を冷ややかに切り捨てるときの一面がまっさらになる感覚を、わたしはよく知っていると思った。きちんと仕事に行った。電車で座り込みそうになるのを耐える、みんなそうだろうと思う。お客さんと話して移動してまた話した。回る隙間にねじこまれる食事の場所の、自己憐憫のためにあるような全ての舞台装置がおかしかった。きょうも日差しが鋭く刺す、帰りにアイスを買ってそのときやっと、きょう歩いた意味がわかったのだった。