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ラジオ体操を一時間続けてやるとどうなるのか気になっていた。大学のとき人を集めてやってみようと思ったこともあったけれど、そこそこ高い確率で空気が地獄になるのが見えていたので結局言い出せなかった。そのことを先日思い出したので、今日一人で決行した。公園でやる方が正当なのだと思うが、それも恥ずかしいので家の中でやった。結局、一時間へばることなく続けることができた。でも二周目で既に飽きていた。鏡があった方がやり込み要素が増えてモチベーションが保つ気がした。見えない体を知覚するのはかなり難しく、従って認識は曖昧になってしまう。終わってから全身にうっすらとした靄のような疲労があった。途中、半分の時間を過ぎてもあまり疲労を感じていないことに気がついたとき、この体操がそのように設計されている可能性を考えて空恐ろしい気持ちになった。とはいえ第一の序盤で腕を振り回す系が連続するのでそこだけは少し疲れた。小学生の頃、例に漏れず夏休みの朝にはラジオ体操の集まりがあった。一年生の時だけ真面目に通っていたような気がする。私の地区では第一だけだったが、もう少し遠くになると第二までやっていたらしい。雰囲気の強さも相まって、なんとなく第二の方が高尚なイメージがある。今日は気分で第二もやった。どんなことをするのか一応事前に調べはしたけれど、最終的にした動きが合っていたかはわからない。間違っていたら私は何をしていたことになる? ラジオ体操ごっこだろうか。午後は発声練習に行きました。大体週一のペースで通っているので、そろそろ受付の人に顔を覚えられている気がする。少なくとも私は受付の人の顔を覚えた。