0428

今日もぎりぎりに起きた。仕事の途中、少しベランダに出るといつのまにか春は終わっていて、さらさらと季節が実体になっていて、脱出の気分、ただ10秒程度。昼は家にひとりでいたので詩を声に出して読んでいた。好きな詩を好きになれるような読み方ができるようになれたら良いような気がする。そもそもニュートラルに喋るとはどういう状態だろう。はっきり喋ろうとすれば上擦り、無理をしないときには母音が曖昧になる。はやく自在に近づいて、詩の言葉に到達したい。いつか届くだろうか。

明日もぎりぎりに起きてしまう気がしてならない。