0222

眠気が後を引いている。夜が明けるたび自動生成される景色を乗り継いで今朝も冷たかった。働き詰めだった上司が代休を取ることになりしばらく出勤しないとのこと。少し寂しく思う部分もありつつ、その人に休みができたことに安心もする。私はといえば少し任されるだけで不安だ、いつも何かを見落としている。そうやっているうちに思考の及ばない領域が増えて遠ざかってつるつるとした厚い殻の向こうで空転している。わたしが忘れていることはなんだろう。