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町と体の優先順位があちらとこちらでは違うのじゃないか、ということを考える、顔顔顔と顔と顔で埋め尽くされていく朝の視界がきょうは山吹色に薙ぎ倒されていく、泡立つ脳で空が薄汚れていく、朝

踊りたいなら踊ればいいのだ、いま同じ階に同じトイレに入る人が誰もいないからほんとうにできる。いま私が私について考えなければいけないことがあった気がするけどなんだったっけ。自己紹介が平気でできないから演劇に憧れたのかもしれない、とかそういう話じゃなかったことだけはわかる