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古い方のパソコンが、そろそろ動かなくなってきた。しばらく充電に繋いで、エンターキーを何度か押して、電源ボタンも何度か長押しをして、それでも何も言わないようなことが増えたように思う。新しい方のパソコンは、前の7月に思いつきのようにして買った。思いつきと言っても、前のパソコンが限界に近づいていることはずっと前から知っていたし、だから買い替えること自体は計画的なものだったけれど、そのタイミングはほとんど思いつきで決まってしまったと言って良い。

職種から少しずれた作業の方がやはり楽しいと思う、単語の2、3を弄しながらずっとこれをやっていたいと思うし、思うからこそ素人の自分の言葉が、ほとんど人の見ないようなところであっても乗ってしまうのだということが怖いようにも思う。自分がやっている理由に自分は関係ない。ただたまたまそうすることが必要であることに気がついたのが、気がつくような作業をその前に割り当てられていたのが私だったというだけの話だった。

さて。

中学校くらいまで、私はエピローグの時代を生きているのだとほとんど本気で思っていた。だから、少しずつ傾いていくように思われる世界感覚の中で嘘みたいにニュースを見る、SNSの時代できっと、初めてじゃないけど初めてだ、何もかもが杞憂であればいい、ひどいことはすぐに終わらなければいけないと思う、嫌な気持ちになる、隠語ではないお花屋さんがたくさんある世界がいいと思っている、お花を誰でも、買いたいと思うことができて買うことができる世界がいいと思っている。私には知識がないから、正しく言葉を使えないからうまく話せないけれど、でもなんだろう、浅い窒息、態度を決めることもできないのは、あまりにもうつろなことのような気がして、つるつると滑っていく、よくない