春のような風が吹き荒れていた。一歩も家を出なかったけれど、窓を開けた時に流れ込んでくる空気の甘ったるさに外が暖かいことはよくわかった。虚無。 3週間ぶりの面談も何を話すか決められていなくて、日記はこの通りあてにならないし、そもそもぼんやりと…
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