1012

日記を書かなくては。今日は10月12日、中旬と言ってもいい頃で、まだ私は半袖をきている。今日も一歩も外へは出ていない。家に誰もいないとわかればひとりごとが増えて、単純作業は気分が楽だが時間はあっという間に消えていくから少し困る。困るだけで済んでいるのは幸いなこと、期待をしなければ気が楽だというのは確かにそうで、それはあまり豊かな在り方ではないとも思う。今思い出したこと、四条河原町の雑貨屋さん。いまってもしかして雨が降っていますか? 窓の外からはやっぱり聞こえないはずの音が聞こえてくる気がしてならないから、いつまでも勘違いの気分でいたい、例えば駅のホームのアナウンスの音とかが聞こえる。