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長いコート、長いスカート、長い髪、重力的な身なりをして歩いて野暮ったいけどきらいじゃないよ、インターネットをふらついて見かける適当に重力の話してるみんな友達なんじゃないかと思って握手したくなる。ご時世的にNG。電車にコーヒーの香りがすると嬉しくて、感染力の高い言語というものは存在するなみたいなことを思う。車両の新陳代謝。地下鉄がやってくるとき、突風で髪も服もばっとはためくあの瞬間が好きだ。

トランスレーションズ展に行った。色々な人たちが色々な分かり合えなさがあることを見ていることを知るのは面白くて、どうにかして近づこうとしている取り組みがたくさんあることがわかるのも面白くて、同時に、わかりあうことはどうしてそんなに素晴らしいのだろう、どうしてわかりあわないといけないような気がするのだろう、そんなことも思って。

久しぶりに顔を合わせた友達と話した。思っていること、最近考えたこと、最近会えていない色々な人たちの愉快な近況。みんな不自由なりに自由じゃないか、と思うと気が晴れるような思いになる。

 

図書館に行く。本を返して借りる。外は春みたいに暖かくて、終わりだ、何もかも終わりだという気分になる。

あれこれ昨日今日。